;;----------------------------------------- ;;■幻獣シャルウル・キャラクエ シナリオ ;;【EP2】戦闘前 ;;スクリプト最後の背景:forest ;;背景:森 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "forest" # bgm "bgm002" 0 ;;----------------------------------------- ;;シャルウル # body 3200711 # pos 3200711 3 # scale 3200711 0.8 0 # layer 3200711 2 # alpha 3200711 0 0 # mask 3200711 off ;;----------------------------------------- ;;【EP2】 ;;モノローグ # textflame 0 0 @ それから数日後… # voice 320071 "sharuuru_ge_0001" # move 3200711 3 0 # face 3200711 "normal" # alpha 3200711 1 0.5 # mask 3200711 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル 急ぎましょう、マスター ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 森の中を進むシャルウルとマスター ;;モノローグ @ 今日は、隊の姫の誕生日 ;;モノローグ @ ケーキ係として町まで 買いに行った2人は、 帰りを急いでいた # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル マスター、 このままでは約束の時間に 遅れてしまいますよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 店が思ったより混雑したこともあり、 予定が狂ったシャルウル # face 3200711 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル やむをえません いつもは通らない道ですが、 今日はこちらから帰りましょう ;;モノローグ # textflame 0 0 @ と、近道のルートを選ぶ ;;モノローグ @ だが、それはなかなかの獣道で… # face 3200711 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル はぁ…はぁ… マスター、なにを 悠長に歩いているのです? # textboxarrow 0 2 @シャルウル そんなことでは、 近道を選んだ意味が ないじゃないですか ;;モノローグ # textflame 0 0 @ もう少しゆっくり… シャルウルの体力には付いていけず、 息を切らせているマスター # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル なにを情けないことを… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ――と、その時、 # bgmfile "bgm276" "BgmLostRagnarokEvent" 0 # voice 320071 "sharuuru_ge_0024" # face 3200711 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル …! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 『ガサガサッ!』と 茂みが動いた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル あれは…… ;;モノローグ # alpha 3200711 0 0.5 # textflame 0 0 @ 2人の目の前には、 大きな野生のイノシシが ;;モノローグ # textflame 0 0 @ こちらをにらんでおり、 今にも飛び掛かってきそうな 気配だ # move 3200711 3 0 # face 3200711 "angry" # alpha 3200711 1 0.5 # mask 3200711 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル …来ますっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そして思った通り、 こちら目掛けて、 猛突進してくる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル 例え動物であれ、 マスターを傷つけようとするものを 見過ごすことはできません ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 斧を取り出し構える彼女 ;;モノローグ @ ――が、 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル なぜ、止めるのです、マスター!? このままではこちらに危害が…!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 尚も迫ってくる巨大イノシシ ;;モノローグ @ だがマスターは… 殺す必要はないだろ? と、彼女に訴えかける # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル …… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターの真剣な目を見た彼女は… # voice 320071 "sharuuru_ge_0032" # face 3200711 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル …わかりました ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そう言って、 斧の柄の部分でイノシシを打ち、 気絶させるのだった # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル マスターに言われた通り、 殺生はしませんでしたが… # textboxarrow 0 2 @シャルウル 思わぬ足止めを 食らってしまいました… # face 3200711 "angry" # textboxarrow 0 2 @シャルウル このままでは、 本当に遅刻してしまいます! 急ぎましょう!! # face 3200711 "surprise" # textboxarrow 0 2 @シャルウル …え? # textboxarrow 0 2 @シャルウル 行かない…? どうしてです!? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターがイノシシを指さす # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル あっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ その背中には、 矢尻が痛々しく食い込んでいた # voice 320071 "sharuuru_ge_0015" # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル 狩りの対象にされたのですね… # textboxarrow 0 2 @シャルウル 人間たちに対する不信感と恐怖心で、 私たちに攻撃を仕掛けて…… # face 3200711 "normal" # textboxarrow 0 2 @シャルウル 同情はしますが、 これも自然の摂理 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル 我々が今すべきは、 遅れないよう、 先を急ぐことです # textboxarrow 0 2 @シャルウル さあ、マスター 早く ;;モノローグ # textflame 0 0 @ と急かす彼女に対し、 マスターは… # face 3200711 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル なっ!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ イノシシの体から、 矢尻を抜こうと言い出したのだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル な、なぜ…? 状況が分かっていますか? # face 3200711 "angry" # textboxarrow 0 2 @シャルウル そんなことをしていては、 約束の時間に…! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ たとえ約束を守れなくても、 これが今すべきことだと思ったから… マスターの答えだった # face 3200711 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル !! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 君に教わった医学の知識もあるからね 応急処置くらいはできるよ …とマスター # voice 320071 "sharuuru_ge_0013" # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル …ですが ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 大丈夫、君はケーキを持って、 約束の時間までに駆け付けてあげて …と彼女にケーキを託すのだった # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル ……… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル …わかりました ;;モノローグ # textflame 0 0 @ シャルウルは逡巡するも、 マスターの言う通り帰路に就いた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 一人、仲間の元に向かう彼女 ;;モノローグ @ しかし、その中で 様々な思いが交錯する ;;:;モヤモヤ吹き出し # move 3200711 3 0 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 0 # textwindow "moya" # mask 3200711 off @シャルウル ……本当に… ;;:;モヤモヤ吹き出し # textflame 1 1 # textboxarrow 0 0 @シャルウル これで良かったの…? ;;:;モヤモヤ吹き出し # textboxarrow 0 0 @シャルウル 私の行動は… 選択は… 正しかったの…? ;;:;モヤモヤ吹き出し # face 3200711 "angry" # textboxarrow 0 0 @シャルウル わ、私は…! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女が踵を返し、 マスターの元に向かった! # face 3200711 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @シャルウル はぁ…はぁ… # textboxarrow 0 2 @シャルウル こんな事したら… 絶対に遅れるのに……! # textboxarrow 0 2 @シャルウル でも…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ――と、 # bgm "bgm031" 0 # face 3200711 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル !! # face 3200711 "sad" # textboxarrow 0 2 @シャルウル こういう時に限って…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女の目の前に、 ハルモニア兵の集団が現れた ;;モノローグ @ 武器をこちらに向ける敵兵たち # face 3200711 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @シャルウル 抜けるには… # textboxarrow 0 2 @シャルウル 強行突破しかないようね…! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女もまた武器を構えるのだった