;;-----------------------------------------
;;■悪魔シユウ・キャラクエ　プロット
;;【ＥＰ１】
;;スクリプト最後の背景：101_city_night3
;;背景：街道（夜）
;;-----------------------------------------
# script "lisp"
# background "town_night"
# bgmfile "bgm272" "BgmLostRagnarokEvent" 0
;;シユウ
# body 3201911
# pos 3201911 3
# scale 3201911 0.8 0
# layer 3201911 4
# mask 3201911 off
# alpha 3201911 0 0
;;【ＥＰ１】-------------------
;;背景：街道（夜）
# textflame 0 0
;;モノローグ
@
マスターの隊に新しく入った姫、
その名は…

# face 3201911 "normal"
# alpha 3201911 1 0.5
# textflame 1 1
# voice 320191 "chihyu_a_0006"
# textboxarrow 0 2
@シユウ
うがあああぁぁ！
シユウ・どみねいとぷらぐ・
ベルゼブブだ！

# textflame 0 0
@
彼女の声が、夜の空に
響きわたる

# textflame 1 1
@シユウ
おなかがすいたぞ！！
にくだ！
にくをもってこーい！

# voice 320191 "chihyu_a_0001"
# face 3201911 "sad"
@シユウ
…あれ？ますた～のかおが
ほねつきにくにみえるぞ…？
じゅるり

# voice 320191 "chihyu_a_0004"
# face 3201911 "happy"
@シユウ
いっただっきまぁ～す！

# textflame 0 0
@
…と、マスターに抱き着き、

# textflame 1 1
@シユウ
がぶがぶ！あははは！

# textflame 0 0
@
楽しそうにじゃれている

@
見た目や言動は子供っぽいのだが、

@
彼女はケイオスリオンにいた頃、
カルマキラーズに数えられるほどの
実力者だった…らしい

# voice 320191 "chihyu_a_0028"
# face 3201911 "sad"
# textflame 1 1
@シユウ
ん？なんだ、みんな？
そんなめでシユウをみて
なんかもんくあんのか？

# textflame 0 0
@
今でも当時の威圧感は健在で、
戦闘の実力も相まって、
隊内でも恐れられる存在になっていた

@
そんな、ある日―

# voice 320191 "chihyu_a_0029"
# face 3201911 "normal"
# textflame 1 1
@シユウ
うがああぁぁ！

@シユウ
なんだ、おまえ！
けんかうるなら、
かってやるぞ！！

# textflame 0 0
@
シユウがなにやら
隊の姫と揉め始めた

# textflame 1 1
@シユウ
このおおおお！
おろかものがぁぁぁ！！

# textflame 0 0
@
斧を振り上げるシユウ

# textflame 1 1
@シユウ
くぅらえぇぇぇっ！！

# textflame 0 0
@
だが、それを制止したのは…

# voice 320191 "chihyu_a_0027"
# face 3201911 "usual"
# textflame 1 1
@シユウ
む！なんだ、マスター！？
じゃまするな！！

# textflame 0 0
@
振り上げた拳を
ピタリと止める彼女

# voice 320191 "chihyu_a_0029"
# face 3201911 "angry"
# textflame 1 1
@シユウ
うがあああぁぁ！
なんでとめるんだ、マスター！
シユウはわるくなぁぁぁい！！

# textflame 0 0
@
手が付けられないほど
地団駄を踏む彼女に、
マスターは…

@
これでも食べて落ち着いて
…と、お菓子を与えた

@
そんな物で大人しくなるわけない
隊の姫が思った瞬間…

# voice 320191 "chihyu_a_0005"
# face 3201911 "happy"
# textflame 1 1
@シユウ
おお、マーラーカオ！
マスター！
シユウ、おとなしくするぞ！

# textflame 0 0
@
ズッコケかけるも、
ほっと胸を撫で下ろす姫たち

# textflame 1 1
@シユウ
うん！うまい、うまい！

# textflame 0 0
@
マスターは、
みんなから少し離れた場所で、
シユウに話を聞くことにした

@
「どうして、あんなに怒ってたの？」
マーラーカオを頬張る彼女に尋ねる

# voice 320191 "chihyu_a_0013"
# face 3201911 "sad"
# textflame 1 1
@シユウ
あいつがいじわるするからだ

# textflame 0 0
@
「意地悪？」
尋ねるマスター

# face 3201911 "usual"
# textflame 1 1
@シユウ
シユウに
“りょうりとうばん”はまだ
はやいっていうんだ

# textflame 0 0
@
そうなの？
マスターの問い掛けに…

# textflame 1 1
@シユウ
ああ、それに
シユウがつまみぐいするだけで
すぐにおこるんだ！

# face 3201911 "sad"
@シユウ
ちょっと、トマトとソーセージと、
チーズとパンとにくを
たべただけなのに！

@シユウ
そのくせ、あれをやれ、
これをてつだえって、
さしずばっかりして…

# voice 320191 "chihyu_a_0014"
@シユウ
ぜんぜん、
じゆうにやらせてくれないんだ！

# face 3201911 "usual"
@シユウ
なぁ、あたまにくるだろ、
マスター！？

# textflame 0 0
@
なるほど…どうやら揉めたのは、
彼女のわがままな性格にも
原因があるようだ

# face 3201911 "happy"
# textflame 1 1
@シユウ
はぁ～、おいしかった！
ごちそうさま～！！

# textflame 0 0
@
そう言って、
どこかへ出掛けようとするシユウ

@
どこ行くの？
とマスターが尋ねると、

# voice 320191 "chihyu_a_0005"
# textflame 1 1
@シユウ
そとであそんでくる！
しょくごのうんどうは、
“びぼー”にたいせつだからな！

# textflame 0 0
@
そう言う彼女に対し、マスターは
でも今日は遅いから、もう寝たら？
と提案する

# voice 320191 "chihyu_a_0010"
# face 3201911 "usual"
# textflame 1 1
@シユウ
なんだ！
マスターも“めいれい”するのか！？
シユウはそとにでたいんだ！

# textflame 0 0
@
そう言って、睨んでくるシユウに
マスターは少し悩み、そして―

@
それなら、今から
ぼくと一緒に外に出ようか
と言葉をかけた

# voice 320191 "chihyu_a_0022"
# face 3201911 "surprise"
# textflame 1 1
@シユウ
え？マスターとか？

# textflame 0 0
@
夜だから危ないし、
ぼくもシユウが心配だから
そう告げると、目を白黒させる

# face 3201911 "sad"
# textflame 1 1
@シユウ
……そ、そうか

@シユウ
マスターがそういうのなら、
しかたないな…
やっぱり、そとはいかない

# textflame 0 0
@
彼女らしくない
不自然な態度で頷き、

# voice 320191 "chihyu_a_0027"
# textflame 1 1
@シユウ
まぁ…めいれいには、
さからえないもんな

# alpha 3201911 0 0.5
# textflame 0 0
@
…と、寝床に行くシユウ

@
だが、その背中は
どこか不安を感じさせるものだった