;;----------------------------------------- ;;人気投票カシウス1-1 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain_night" # bgmfile "bgm278" "BgmLostRagnarokBattle002" 0 ;;----------------------------------------- # body 3303121 # pos 3303121 3 # scale 3303121 0.8 0 # layer 3303121 2 # alpha 3303121 0 0 # mask 3303121 off ;;----------------------------------------- ;;背景:荒野または平原(夜) # textflame 0 0 @ まだ外は暗く、朝というには 早すぎる時間から、カシウスと マスターは朝食の準備をしていた # textflame 0 0 @ 今日の任務は遠い場所まで行くため、 早めに出発する必要があった # alpha 3303121 1 0.5 # textflame 0 0 @ マスターは半分寝ているが、 カシウスはいつも通りに見える # textflame 0 0 @ あくびとかしないかな と見ていると… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3303121 "normal" # voice 3031 "cassius_ge_0001" @カシウス 御館様… 手が止まっている # textflame 0 0 @ と、カシウスに注意されてしまった ごめん、と謝りながら、 カシウスは眠くないの、と聞いてみる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @カシウス 料理は消費と生産の円環の象徴… 繰り返される営みを、 ただなぞっているだけ # textflame 0 0 @ つまり、慣れている作業だから 眠くてもできるってことかな? と尋ねるマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @カシウス …… # textflame 0 0 @ マスターの問いに無言で 頷くカシウス # textflame 0 0 @ へー、すごいんだね とマスターが褒めると、 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3303121 "shy" @カシウス ………… # textflame 0 0 @ カシウスは少し照れた様子で、 黙々と料理の仕込み作業を続ける # textflame 0 0 @ マスターはその手さばきに見惚れつつ かぎ爪をつけていない姿にも 新鮮さをおぼえていた # textflame 0 0 @ そういえば、いつも付けている あのかぎ爪って重そうだよね と、マスターは聞いてみる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3303121 "normal" @カシウス …それほど重くはないわ # textflame 0 0 @ カシウスの返事は簡潔で、 話はすぐに終わってしまう # textflame 0 0 @ マスターは次の会話の糸口を 探そうとして、 カシウスの綺麗な手に目が止まる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3303121 "surprise" # voice 3031 "cassius_ge_0022" @カシウス …御館様? # textflame 0 0 @ その視線に気づいたカシウスは、 いぶかしげにマスターを見ていた 思ったことを正直に伝えると… ;;表情:照れ(あれば) # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3303121 "shy" # voice 3031 "cassius_ge_0042" @カシウス わたしの手が、綺麗? そっ、そう… # textflame 0 0 @ 照れながらそういうと、 カシウスは嬉しそうに 自分の手をまじまじと見つめた # textflame 0 0 @ そして、何かを思い立ったように マスターを見る # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 3031 "cassius_ge_0002" @カシウス 御館様の手も、見せて # textflame 0 0 @ えっと、いいけど… と、マスターが手を出すと カシウスは思いのほか熱心に見ている # textflame 0 0 @ よく見ると、自分の手は傷だらけで お世辞でも綺麗とはいえない # textflame 0 0 @ 恥ずかしいから、もういいよね? と、マスターは手を後ろに隠す # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3303121 "surprise" # voice 3031 "cassius_ge_0013" @カシウス どうして? もっと見たいわ # textflame 0 0 @ カシウスは不思議そうな顔をするが、 マスターは、みんなが待っているから 朝食の準備をしないと、とごまかす # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @カシウス 準備なら終わっているの だから… # textflame 0 0 @ じゃあ、みんなを起こしてくるね と、カシウスの言葉をさえぎるように マスターは慌ただしくその場を離れた # textflame 0 0 @ 残されたカシウスは、 自分の手を見ながら そっとひとりでつぶやいた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @カシウス 御館様の手、わたしより大きかった… また、見せてもらえるかな…