;;-----------------------------------------
;;■幻獣ガ・ジャルグ　キャラクエ　シナリオ
;;【ＥＰ１】
;;スクリプト最後の背景：beast_world
;;背景：トレイセーマ首都（昼）
;;-----------------------------------------
# script "lisp"
# background "beast_world"
# bgmfile "bgm272" "BgmLostRagnarokEvent" 0
;;-----------------------------------------
;;ガ・ジャルグ
# body 3303211
# pos 3303211 3
# scale 3303211 0.8 0
# layer 3303211 2
# alpha 3303211 0 0
# mask 3303211 off
;;-----------------------------------------
;;カーテンフェード
# imageset 1 "black"
# imagealpha 1 0 0
# imagelayer 1 5
;;-----------------------------------------
;;【ＥＰ１】
;;モノローグ
# textflame 0 0
@
マスターの隊に新しい姫が入った

# voice 330321 "gaedearg_ge_0001"
# move 3303211 3 0
# face 3303211 "normal"
# alpha 3303211 1 0.5
# mask 3303211 off
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
わたしに出会えたことを、
感謝することね
魔を貫き祓う魔槍ガ・ジャルグ―

# voice 330321 "gaedearg_ge_0007"
# face 3303211 "happy"
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
この七色の輝きは、
このわたしが至高の存在で
あることの証

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
完全な姿を得ることが出来たと
言われる虹の女神『イーリス』を
獣刻されており、

;;モノローグ
@
自分を完璧な存在だと
思い込んでいる彼女

# textwindow "close"
# imagepos 1 0 30
# imagealpha 1 1 0
# imageleftin 1 0.6
# waitandnext 0.6

# background "plain"
# alpha 3303211 0 0
# imagealpha 1 0 0.5
# imagerightout 1 0.6
# waitandnext 0.6

# textwindow "normal"
;;モノローグ
@
戦闘に出ても…

# voice 330321 "gaedearg_ge_0005"
# move 3303211 3 0
# face 3303211 "happy"
# alpha 3303211 1 0.5
# mask 3303211 off
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
どう？これがわたしの実力
この至高の実力、あなたのために
使ってあげてもいいわよ？

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
敵を殲滅した時には、
高飛車な態度で接してくる

# face 3303211 "normal"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
すごかったでしょ、マスター？
今日のわたしの活躍ぶり
ちゃんと感謝してる？

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
多少、上から目線だが、
マスターは彼女の実力を褒めるので…

# voice 330321 "gaedearg_ge_0004"
# face 3303211 "happy"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
ふふん、分かればよろしい

# face 3303211 "normal"
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
さ、次はどこの戦場？
早く指示を出してよ

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
彼女もなんだかんだ　
マスターに付き従っていた

;;モノローグ
@
だが、マスターは気づいていた

;;モノローグ
@
なにか心配事でもあるの？
そう彼女に尋ねてみる

# voice 330321 "gaedearg_ge_0022"
# face 3303211 "surprise"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
え？心配事？

# face 3303211 "sad"
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
………

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
別に…なにもないけど

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
彼女が時折見せる
不安と悲しみが入り混じった目

;;モノローグ
@
マスターは、それが気に掛かっていた

# textwindow "close"
# imagepos 1 0 30
# imagealpha 1 1 0
# imageleftin 1 0.6
# waitandnext 0.6

# bgmfile "bgm290" "BgmLostRagnarokEvent" 0
# background "beast_world"
# alpha 3303211 0 0
# imagealpha 1 0 0.5
# imagerightout 1 0.6
# waitandnext 0.6

# textwindow "normal"
;;モノローグ
@
そんな、ある日…

# move 3303211 3 0
# face 3303211 "usual"
# alpha 3303211 1 0.5
# mask 3303211 off
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
そう、知らないならいいの

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
マスターは、
姫たちになにかを聞き回っている
ガ・ジャルグを見つける

;;モノローグ
@
どうしたの？
彼女に声を掛けると…

# face 3303211 "surprise"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
…！

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
ビ、ビックリしたぁ
マスターか

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
なに聞いてたの？
と尋ねるマスターに対し、
彼女は…

# face 3303211 "sad"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
………

# face 3303211 "angry"
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
ふん、どうして
答えなきゃならないの？

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
この至高の存在であるわたしが、
あなたの問い掛けなんかに

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
高飛車に返すだけで、
教えてくれようとしない

;;モノローグ
@
そこでマスターは…

;;モノローグ
@
今日の戦闘も助かったよ、
さすがガ・ジャルグだね
…と褒めてみる

# voice 330321 "gaedearg_ge_0022"
# face 3303211 "surprise"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
…え？

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
そ、そう…？

# voice 330321 "gaedearg_ge_0007"
# face 3303211 "happy"
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
ま、当然よね？
なんたって、わたしは
至高の存在だから

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
至高の存在である君のことを
もっと知りたいな～
…と、続ける

# voice 330321 "gaedearg_ge_0032"
# face 3303211 "normal"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
そんなに気になるのなら、
教えてあげてもいいわよ？

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
マスターに上手く乗せられた彼女は、
自ら話し始めるのだった

# bgmfile "bgm273" "BgmLostRagnarokEvent" 0
# face ガ・ジャルグ "usual"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
探し物をしてたの

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
なにを探してたの？
尋ねるマスター

# face 3303211 "sad"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
うん、物って言うか…

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
妹なんだけどね

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
噂で…妹がわたしに
会いたがってるって
聞いたから…

# face 3303211 "normal"
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
だったら、こっちから
会いに行ってやろうって思って

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
お姉さんに会いたいなんて
可愛らしいね…と、マスター

;;モノローグ
@
すると、彼女は…

# voice 330321 "gaedearg_ge_0028"
# face 3303211 "sad"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
昔、色々あったからね

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
わたしのこと…
憎んでるんじゃない？

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
そう言った彼女の目には、
いつか見た不安と悲しみが
宿って見えた

;;モノローグ
@
どうして？
そう尋ねるマスターに対し、
彼女は…

# face 3303211 "usual"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
色々…ひどいこともしちゃったし…

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
妹さんに悪いと思ってるんだね…？
とマスターが尋ねる

# face 3303211 "angry"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
でも……妹は
わたしを殺そうとしていると聞いたわ

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
だったら…妹といえど、
こちらも叩き潰すまで

# textboxarrow 0 2
@ガ・ジャルグ
それが七色の輝きを持つ、
至高の存在であるわたしの答えよ

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
と、槍を取り出す

;;モノローグ
# textflame 0 0
@
その目は先程までと打って変わり、
静かな狂気を孕んでいた