;;-----------------------------------------
;;シェキナー3_3
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# script "lisp"
# background "town_night"
# bgmfile "bgm449" "BgmChristmas003" 0
;;-----------------------------------------
# body 3400721
# pos 3400721 3
# scale 3400721 0.8 0
# layer 3400721 2
# mask 3400721 off
# alpha 3400721 0 0
;;-----------------------------------------
# imageset 0 "black"
# imagealpha 0 0 0
# imagelayer 0 1
# imageset 1 "c3400721"
# imagealpha 1 0 0
# imagelayer 1 1
;;-----------------------------------------
;;背景：街中（夜）
;;演出：シェキナー立ち絵なし
# textflame 0 0
@
「旦那、この宝石を見てくれよ
絶景とうたわれるこの街の夜景より
綺麗だろう？安くしとくぜ」

# textflame 0 0
@
どこかで聞いた売り文句を受けて
マスターは、こくりと頷いた…

;;暗転；場所移動（背景は変わらず）
# imagealpha 0 1 0
# imagepos 0 0 30
# imageleftin 0 0.5
# textwindow "close"
# waitandnext 0.7

# imagealpha 0 0 0.5
# imagerightout 0 0.5
# waitandnext 0.5

;;演出：シェキナーの立ち絵表示
# alpha 3400721 1 0.5
# waitandnext 0.5

# textflame 1 1
# textwindow "nomal"
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "surprise"
@シェキナー
おや、マスター
どうしたのですか？

# textflame 0 0
@
ぎくり、とマスターは身動ぎして、
シェキナーこそ何をしているの？
と尋ねた

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "normal"
# voice 340071 "shekina_t_0004"
@シェキナー
ふふ、もみの木に豪華絢爛な
装飾を施しているんです

# textflame 0 0
@
ふぅん、そうなんだ…
とマスターは手に持っていた小包を
慌ててポケットにしまう

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@シェキナー
…マスターは、急になぜ街の
お手伝いを？と疑問を抱いて
いらっしゃるんですよね

# textflame 0 0
@
確かに以前の彼女なら
考えにくい行動だ
どうしてかな？とマスターは尋ねた

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "sad"
# voice 340071 "shekina_t_0028"
@シェキナー
自分のことを面と向かって話すのは
少し恥ずかしいですが…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "normal"
@シェキナー
…あの時見た夜景は、
人々の平和があってこそ
美しく輝くのだと思ったんです

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@シェキナー
あの豪華絢爛な光を守るだけではなく
こうして更に豪華にしていく
楽しみもあると気づいたんですよ

# textflame 0 0
@
そう言って微笑むシェキナー
彼女の周りにはずいぶん
懐いた様子の子供達の姿があった

# textflame 0 0
@
なるほど、とマスターは頷く
街の人々と一緒に飾り付けをすれば
人々との関係も築ける

# textflame 0 0
@
人々の関係、絆があれば
シェキナーの目に映る景色は
より美しく、豪華になっていくだろう

# textflame 0 0
@
とても素敵な変化だね
とマスターは微笑んだ

# se "SE_0602"
# textflame 0 0
@
絆を生み出すその心の変化は
天戒『聖夜の癒し』
を彼女にもたらしていた

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "shy"
@シェキナー
…やはり、自分のことを
面と向かって話すのは
少し恥ずかしいですね

# textflame 0 0
@
そう言ってほんのり頬を
赤らめるシェキナー

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "normal"
@シェキナー
…おほん。それで、わざわざ
街に出向いて、貴方こそ
私に何か用事がありましたか？

# textflame 0 0
@
マスターは返事の代わりに
ポケットにしまった小包を
取り出して、そっと彼女に見せた

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "surprise"
@シェキナー
…？
これは何でしょう？

# textflame 0 0
@
遅ればせながら…
クリスマスプレゼントだよ
とマスターは伝える

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 340071 "shekina_t_0022"
@シェキナー
私に、ですか？

# textflame 0 0
@
宝石が欲しいと言われたのに
夜景を見せただけだったから…
とマスターは苦笑する

# textflame 0 0
@
君の言う豪華な宝石ではないけど
受け取ってくれるかな
とマスターは小包を開いて見せた

# textflame 0 0
@
小振りな宝石の入った
耳飾りがきらりと光る

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "shy"
@シェキナー
…これは、綺麗です
最高に、豪華絢爛な宝石ですね

# textflame 0 0
@
え…？
と戸惑うマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@シェキナー
…人々の関係があってこそ
美しく見えるものもあると、
今の私ならわかります

# textflame 0 0
@
耳飾りを持ったマスターの手を
そっと包み込むように
シェキナーは手を重ねてきた

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@シェキナー
だから、あの夜景をマスターと
一緒に見られた思い出と、
マスターの心のこもった耳飾りは…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@シェキナー
他のどんな綺麗な宝石と並べても
豪華絢爛な輝きがあるんです

# textflame 0 0
@
そう言って満足そうに微笑むと、
マスターの手から耳飾りを取って
身に着ける

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3400721 "happy"
# voice 340071 "shekina_t_0005"
@シェキナー
どうでしょう、マスター
似合っていますか？

# textflame 0 0
@
見せるようにくるりと回った彼女に
とても似合ってるよ
とマスターは微笑むのだった…

;;⇒一枚絵ボイスへ
;;★６（一枚絵同じ）
;;シェキナー　「なにかを成し遂げたわけでもないのに褒美をいただけるなんて…。いつぶりでしょうか。ありがとうございます！」
# textflame 0 0
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# fadein "white" 3
# buttonsout 0 0
# textwindow "close"
# voice 340071 "shekina_t_event_0013"

# frameout 0 1

# waitandnext 0.8

# fadeout "black" 1.5
# waitandnext 1.5