;;----------------------------------------- ;;賀正ティファレト1-1 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain_night" # bgmfile "bgm358" "BgmNewYear002" 0 ;;----------------------------------------- # body 3503221 # pos 3503221 3 # scale 3503221 0.8 0 # layer 3503221 2 # alpha 3503221 1 0 # mask 3503221 off ;;----------------------------------------- ;;背景:森(夜)←さいとうメモ:森の夜合わなかったので平原夜に変更 ;;演出:ティファレト正月衣装 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "normal" @ティファレト フリソデ…というのは 不思議なものですね # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト 決して戦うのに 適した服装ではないのですが なんとも気が引き締まります # textflame 0 0 @ お正月特有の浮ついたような けれど厳かな雰囲気のなか ティファレトは言う # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト 新年を迎えるということは とても…素晴らしいことですね # textflame 0 0 @ 素晴らしい、という割には ティファレトの少し固い表情に 違和感を覚えるマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "surprise" @ティファレト ああ、申し訳ありません 私にとってこの時期は 少々特別な思いがありまして… # textflame 0 0 @ マスターはティファレトに 話してみて、と促す # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "normal" # voice 5032 "tiphereth_t_0003" @ティファレト 私が教皇であった頃の 話になるのですが… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト 新年を迎えるということは 教皇として国の民を1年間、無事に 導くことができたという確認… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト それと同時に新たな1年へ向けて 改めて気を引き締める そういうものだったのです # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト 言葉にすれば いいことのように感じられますが その重圧はすさまじいものでした # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "sad" # voice 5032 "tiphereth_t_0028" @ティファレト 自分は間違っていなかった この先も間違えないようにしよう そのことばかり考えていたのです… # textflame 0 0 @ ティファレトは 遠くを見つめその頃のことを 思い出しているかのようだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト 民を無事に導けたこと そこに喜びはありました # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト しかし教皇としての私は諸手を挙げて 民に対しての一年の息災を 喜ぶことはできませんでした # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "normal" @ティファレト …と、いうのも過去の話 今は主様のもとで、ただの斬ル姫 として新年を迎えられます # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "happy" # voice 5032 "tiphereth_t_0004" @ティファレト このように新しい衣装も 用意していただけましたし # textflame 0 0 @ ティファレトは そう言ってにこりと笑うが ふと、また表情を曇らせる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "sad" @ティファレト …けれど、民を導くことが できなかったという過ちは なかったことにできませんよね # textflame 0 0 @ ティファレトは どうしても教皇であった頃のことが 気がかりなのだろう # textflame 0 0 @ それは彼女の優しさであり 誰かのためであろうとするという 強さにも繋がっているのだろう # textflame 0 0 @ しかし、後悔が 原動力というのはあまりにも悲しい 何かできないかと考えるマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティファレト 主様… 今の私に何かできることは あるのでしょうか? # textflame 0 0 @ その意味は違えど ティファレトも 同じことを考えていたようだ # textflame 0 0 @ ティファレトは 以前マスターの指示に従い 自分の意志を見せなかった # textflame 0 0 @ そんなティファレトが 何かできることはないかと 相談してくれた # textflame 0 0 @ 何か…と考え込むマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "surprise" # voice 5032 "tiphereth_t_0002" @ティファレト あの…主様? どうなされましたか? 私が何か… # textflame 0 0 @ 今のティファレトにできること… それは初詣、かな マスターはそう告げる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3503221 "surprise" # voice 5032 "tiphereth_t_0022" @ティファレト は、初詣ですか? # textflame 0 0 @ 呆気にとられるティファレトを連れ マスターは初詣へ向けて出発する