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;;春姫1-1
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# script "lisp"
# background "forest"
# bgmfile "bgm272" "BgmLostRagnarokEvent" 0
;;-----------------------------------------
# body 3503611
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# mask 3503611 off
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;;-----------------------------------------
;;カーテンフェード
# imageset 1 "black"
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# imagelayer 1 5
;;-----------------------------------------
;;森（昼）
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "happy"
# voice 350361 "haruhime_0004"
@春姫
わたくしにできることであれば
なんでもお申し付けくださいませ

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@春姫
戦場では
直接戦うことはできませんが、
お洗濯など身の回りのお世話は…

# textflame 0 0
@
春姫が隊の姫達に
自分にできることはないかと
聞いてまわっているようだ

# textflame 0 0
@
異なる世界から訪れた
冒険者だという彼女だが
直接的な戦闘はあまり得意ではない

# textflame 0 0
@
だが、後衛としての支援能力は
頼もしいもので、戦闘以外でも
姫達の世話を甲斐甲斐しく焼いている

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "normal"
@春姫
戦闘もひと段落致しましたし、
お茶を淹れてきますね

# textflame 0 0
@
献身的すぎるその姿勢は
ありがたいとともに申し訳なくも
思ってしまうマスター

# textflame 0 0
@
何かお礼ができないかと
マスターが考えていると…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "happy"
# voice 350361 "haruhime_0001"
@春姫
あの…マスター様
お茶が入りましたので
一息つかれませんか？

# textflame 0 0
@
いろいろ考えてしまうが
せっかくだ、と春姫の誘いを
ありがたく受けるマスター

;;演出：暗転
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# textwindow "close"
# waitandnext 0.7

# imagealpha 1 0 0.5
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# waitandnext 0.5

# textflame 1 1
# textwindow "nomal"
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "surprise"
@春姫
不満…ですか？

# textflame 0 0
@
いい機会だ、と春姫に
隊の生活において不便はないかと
聞いてみたマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "normal"
# voice 350361 "haruhime_0028"
@春姫
そうですね…不満というものは
ないのですが、知らない世界
ということに不安はありました

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "happy"
# voice 350361 "haruhime_0005"
@春姫
しかしながら、自身が暮らしていた
世界とは異なる場所…ということに
胸の高鳴りを感じております

# textflame 0 0
@
意外な答えに驚くマスター
どういうことなのだろうと
その理由を聞いてみる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "sad"
# voice 350361 "haruhime_0042"
@春姫
その、笑わないでくださいますか？
…わたくしは英雄譚というものに
憧れを抱いているのです

# textflame 0 0
@
英雄譚、それは世界を救う
英雄と称される者の冒険を記した物語

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "normal"
@春姫
住み慣れた地を離れ
理すらも異なる地での冒険…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@春姫
それはまさにわたくしが
幼き頃より愛読していた
英雄譚のようで…わくわくするのです

# textflame 0 0
@
元の世界ではダンジョンという
様々な現象の起こる迷宮での
出来事がそれに該当したらしい

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "happy"
# voice 350361 "haruhime_0032"
@春姫
今はマスター様の隊に
身を寄せさせていただいているので
不安なことはありませんし…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@春姫
むしろ、新しいものを見て
知ることが楽しくさえ思えて…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "happy"
@春姫
なんて、
そんなことを思うのは
おかしい…でしょうか？

# textflame 0 0
@
そんなことはないよ
とマスター

# textflame 0 0
@
けれど、この世界にも
危険なことは多いから
気を付けてね、とマスターは忠告する

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "happy"
# voice 350361 "haruhime_0030"
@春姫
はい…ありがとうございます
マスター様はお優しいのですね

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "sad"
@春姫
こんなわたくしを
気遣ってくださるなんて…

# textflame 0 0
@
申し訳なさそうに縮こまる春姫に
それは当然のことだよ
とマスターは言う

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 3503611 "normal"
@春姫
その優しさに報いるためにも
より一層皆さんのお役に立てるよう
尽力してまいります

# alpha 3503611 0 0.5
# textflame 0 0
@
真面目過ぎる春姫は、
戦闘で、後方支援でも
積極的にやってくれる

# textflame 0 0
@
それは戦闘の中で
目立つ存在ということだ

# textflame 0 0
@
そのことが春姫にとって
危険なことにならなければいいけど
と、心配になるマスターであった