;;----------------------------------------- ;;2020エイプリルフールイベント 学園メギド キャラクエシナリオ ;;【EP.2】戦闘前 ;;スクリプト最後の背景:教室(夕) ;;背景:教室(夕) ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "classroom02_afternoon" # bgm "bgm002" 0 ;;----------------------------------------- ;;学園メギド # body 500621 # pos 500621 3 # scale 500621 0.8 0 # layer 500621 2 # alpha 500621 0 0 # mask 500621 off ;;----------------------------------------- ;;【EP.2】 ;;//背景:教室(夕) # subfillrect 0 "red" 0 0 0.3 # move 500621 3 0 # face 500621 "sad" # alpha 500621 1 0 # mask 500621 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド ………… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 女子たちの怒りをなだめた後、 二人は教室で一息つく ;;モノローグ @ 大丈夫? と メギドに声をかけるが、 落ち込んだ様子は変わらない # voice 5006 "megido_0013" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド 私って… なんと身勝手な 人間なのでしょう ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そう呟いて肩を落とすメギドに、 マスターは何も言わず… ;;モノローグ @ ただ黙って、 メギドが自分から 話すのを待った # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド ………… # textboxarrow 0 2 @メギド 私はこれまで… この学園に通いつづけてきて # textboxarrow 0 2 @メギド 学園から"穢れ"を 排除するために、 力を尽くしてきましたわ # textboxarrow 0 2 @メギド ほんの些細な穢れさえも 見逃さず矯正する # textboxarrow 0 2 @メギド それが私の使命… 私にとっての誇りでしたの # textboxarrow 0 2 @メギド けれど― 私は今、誇れていないことに 気づきました… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ どういうこと? マスターの問いに、 メギドは言葉を紡ぐ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド 先ほど、あの方々に 穢れていると罵られた時… 私は強い怒りを覚えました # textboxarrow 0 2 @メギド けれど、考えてみれば… # textboxarrow 0 2 @メギド 私も彼女たちと まったく同じことを 思っていたのです # textboxarrow 0 2 @メギド 男性という存在は"穢れ" 交流を持つことも"穢れ" # textboxarrow 0 2 @メギド そう考えていながらも、 私は貴方との交流を 何食わぬ顔で続けていた # textboxarrow 0 2 @メギド それは、これまでの 自らの信条を 否定することと同義… # textboxarrow 0 2 @メギド こんなことでは、 貴方にも彼女たちにも 申し訳が立ちません… # textboxarrow 0 2 @メギド 私はいったい、 これからどうすれば 良いのでしょう…? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ……… ;;モノローグ @ …少しの沈黙の後、 マスターはメギドに尋ねる ;;モノローグ @ ―メギドは僕と付き合いたいの? …と # face 500621 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド …はっ? # textboxarrow 0 2 @メギド は、はぁあああぁっ? # voice 5006 "megido_0009" # face 500621 "angry" # textboxarrow 0 2 @メギド な、何を言って…!? そんなわけがないでしょうっ、 馬鹿なことを仰らないで! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 必死に否定するメギドを見て マスターは笑い、 だったら問題ないよ、と言う ;;モノローグ @ 友達どうしが仲よくするのは 当たり前のことなんだから…と # face 500621 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド とも、だち…? 私と貴方が…? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ あっけらかんとした マスターの言葉 ;;モノローグ @ それはメギドの狭まった視野を 大きく広げていく # voice 5006 "megido_0001" # face 500621 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド そう、ですか… マスター、貴方は最初から そう考えていたのですね… # textboxarrow 0 2 @メギド 男性だとか、女性だとか そんなことを意識していたのは 私の方だけだった # textboxarrow 0 2 @メギド 性別なんて気にせず、 ただ純粋に仲良くなりたい… # textboxarrow 0 2 @メギド 貴方はずっとそう思っていた …そういうことなのですね? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 照れくさそうにしながら、 マスターはメギドの言葉に 頷く ;;モノローグ @ そんなマスターの様子を見て… メギドは意気込みながら 教室の出口に向かっていく # face 500621 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @メギド …先ほどの方々と、 もう一度話をしてきますわ # textboxarrow 0 2 @メギド 私とマスターの関係が 穢れたものではないと、 理解していただくために…! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ メギドの目に、 夕陽と同じ色の炎が煌めいた ;;モノローグ @ マスターは一言、 いってらっしゃいと メギドを見送った…