;;----------------------------------------- ;;学園フラベルム_キャラクエ_シナリオ ;;【EP1】(導入) ;;スクリプト最後の背景:屋上 ;;背景:教室(昼) ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "classroom02_afternoon" # bgm "bgm002" 0 ;;----------------------------------------- ;;フラベルム 学園ver. # body 501621 # pos 501621 3 # scale 501621 0.8 0 # layer 501621 2 # alpha 501621 0 0 # mask 501621 off ;;----------------------------------------- ;;【EP1】(導入) ;;背景:教室(昼) ;;モノローグ # textflame 0 0 @ これはまだ、マスターが 学園に来て間もない頃の話… ;;モノローグ @ お昼休みに浮き足立つ教室内 みんなそれぞれのお弁当を広げて 楽しそうに笑いあっている ;;モノローグ @ そんな中、マスターは急に ぽつん、と取り残されたような 気持ちになった ;;モノローグ @ 転入生ということもあり、 どこか疎外感を覚える ;;モノローグ @ マスターは静かに席を立ち上がると 賑やかな教室を抜け出して 屋上へと向かっていった… ;;背景:屋上 # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # background "rooftop_daytime" # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # textwindow "normal" @ 真っ白な日差しを浴びて マスターが一息ついたとき ふと、後ろから声がかかる ;;フラベルム登場 # voice 5016 "Flabellum_0001" # move 501621 3 0 # face 501621 "normal" # alpha 501621 1 0.5 # mask 501621 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム 誰かと思えば… ここでなにをされてるんですか? マスター ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 太陽から零れ落ちたかのような 金色の髪をなびかせているのは フラベルムだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム 地べたを這うのが似合いそうな あなたが屋上にいらっしゃるなんて… 場違いな感じがしますわ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女は超がつく毒舌家である だが、キツい言葉を気にすることなく マスターは笑顔を絶やさず接する ;;モノローグ @ 教室に居づらくて… とマスターが言うと # face 501621 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム 教室に…? そんな事情がありましたか 随分と小さな悩みですわね # voice 5016 "Flabellum_0004" # face 501621 "normal" # textboxarrow 0 2 @フラベルム まあ、羽虫のようなあなたには お似合いかもしれませんが ;;モノローグ # textflame 0 0 @ フラベルムはそう言うと マスターの前を通り過ぎ 離れた場所に座った ;;モノローグ @ すると、 隣、座るね とマスターは彼女の横に腰を下ろす # voice 5016 "Flabellum_0013" # face 501621 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム …どうしてわざわざ わたくしの隣に座るのですか? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 一人で食べるのも味気ないし よかったら話し相手に なってくれないかな、とマスター # face 501621 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム 一人でゆっくりとしたかったのですが …まぁ、いいでしょう ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ありがとう、と マスターは彼女の傍に腰を下ろし お弁当を開け、食べ始める ;;モノローグ @ フラベルムはよく屋上に来るの? とマスターは尋ねる # face 501621 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム 口の中に物を入れながら 話すと、ますます下品に 見えますわよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 僕ははじめて来たけど 景色はいいし、風は気持ちいいし いい場所だね、とマスター ;;モノローグ @ フラベルムの毒舌を 全く気にすることなく話す マスターに諦めたのか、 # voice 5016 "Flabellum_0006" # face 501621 "happy" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム そうですね 高いところからの景色は わたくしも好きですよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ため息交じりになりながらも 笑顔を見せる彼女 ;;モノローグ @ へぇ、とマスターは 意外そうな声を出した ;;モノローグ @ 彼女が自然な笑顔を浮かべ、 刺の無い言葉を素直に言うなんて よほど好きなのだろう ;;モノローグ # alpha 501621 0 0.5 @ マスターはお弁当をつつきながら 彼女が好きだと言う 屋上からの景色を、改めて見下ろした ;;モノローグ @ 眼下では生徒達が楽しそうに はしゃいでいる ;;モノローグ @ 生徒達が活き活きとしていて とてもいい景色だね とマスターは微笑んだ # move 501621 3 0 # face 501621 "surprise" # alpha 501621 1 0.5 # mask 501621 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @フラベルム …活き活きと? # voice 5016 "Flabellum_0040" # face 501621 "normal" # textboxarrow 0 2 @フラベルム なるほど まぁ、そういう見方もできますね # textboxarrow 0 2 @フラベルム …流れる汗さえもキラキラと 輝いて見える それがまるで景色の一部のように ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 風景に対しての話なら 毒舌を吐かず、素直な気持ちを 口にしている ;;モノローグ @ 毒舌家の彼女が見せる 意外な一面を垣間見れて、少しだけ 得をした気持ちになるマスター ;;モノローグ @ 教室でもこうやって素直で いてくれたらいいのにな… と、マスターは思うのだった