;;-----------------------------------------
;;レーヴァ1-1
;;-----------------------------------------
# script "lisp"
# background "plain"
# bgmfile "bgm400" "BgmIntegralNoahEvent" 0
;;-----------------------------------------
# body 5100231
# pos 5100231 3
# scale 5100231 0.8 0
# layer 5100231 2
# mask 5100231 off
# alpha 5100231 0 0
;;-----------------------------------------
# textflame 0 0
@
マスターの元に、
また新たな姫が入隊した

# alpha 5100231 1 0.5
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "normal"
# voice 510023 "revatein_iz_0022"
@レーヴァテイン
なぁに…？
天気もいいし、
どこかに出かけないか…って？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 510023 "revatein_iz_0028"
@レーヴァテイン
めんどくさいし、パス…
それに、私が外を出歩いてたら、
みんな怖がるでしょ

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@レーヴァテイン
…こんな姿なんだし

# textflame 0 0
@
レーヴァテイン・
擬彩（インテグラル）

# textflame 0 0
@
彼女の言葉の通り、
レーヴァテインは
異族の力を取り込んでいる

# textflame 0 0
@
異族化した
インテグラルキラーズには、

# textflame 0 0
@
『新たな世界を創る』
という高い理想がある

# textflame 0 0
@
だが、このレーヴァテインは…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "sad"
# voice 510023 "revatein_iz_0014"
@レーヴァテイン
はぁ…めんどくさい

# textflame 0 0
@
…が口癖の、
常にやる気のない姫だった

# textflame 0 0
@
不思議に思ったマスターは、
彼女に尋ねる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "normal"
@レーヴァテイン
なぁに…？
私になんか用…？

# textflame 0 0
@
君って面白いね
どうして、そんなに
やる気が無いの？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "surprise"
@レーヴァテイン
……！

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "normal"
@レーヴァテイン
………

# textflame 0 0
@
マスターの言葉に
驚いた表情を見せたが、
すぐに真顔に戻る

# textflame 0 0
@
ど、どうしたの…？
だがマスターの問いに対して、

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 510023 "revatein_iz_0007"
@レーヴァテイン
……別に…

# alpha 5100231 0 0.5
# textflame 0 0
@
とだけ答え、
その場を後にするのだった

# textflame 0 0
@
数日後……

# alpha 5100231 1 0.5
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "sad"
# voice 510023 "revatein_iz_battle_0004"
@レーヴァテイン
はぁ…めんどくさい

# textflame 0 0
@
そうは言いながらも、
持ち前の戦闘力の高さで、
敵を殲滅するレーヴァテイン

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@レーヴァテイン
やっても無駄って、
言っておくべきだったかな…

# textflame 0 0
@
やる気は感じさせないながらも
入隊以降、彼女は
上手くやっているように見えていた

# textflame 0 0
@
だが……

# textflame 0 0
@
そんな平穏な日々は、
思わぬところから
終わりを告げた

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "normal"
@レーヴァテイン
ふわぁ…

# textflame 0 0
@
とある朝
起きてこないレーヴァテインの
様子を見に来たマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 510023 "revatein_iz_0028"
@レーヴァテイン
１０時ぃ…？
なによ、まだ夜じゃない
私の朝は12時からなの

# textflame 0 0
@
戦闘面で問題はないものの
いかんせん怠惰過ぎる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@レーヴァテイン
なぁに…？
めんどくさいんだから、
話し掛けないでよ

# textflame 0 0
@
それはそれで、
隊の姫たちから
評判が悪くなり始めたのだ

# textflame 0 0
@
さらに、
問題はそれだけではなかった
また別の日には…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@レーヴァテイン
みんなで食事に…？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@レーヴァテイン
私はいい、パス

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@レーヴァテイン
なんでって…
めんどくさいから

# textflame 0 0
@
隊の姫たちとの
コミュニケーションにも
積極的に入ってこようとしない

# textflame 0 0
@
そこで一人の姫が、
レーヴァテインに突っかかった

# textflame 0 0
@
もっとやる気を出して、
私たちの輪の中に入って来て欲しい
と

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "surprise"
@レーヴァテイン
………

# textflame 0 0
@
だが彼女は……

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "normal"
# voice 510023 "revatein_iz_0019"
@レーヴァテイン
……本気で言ってるの？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5100231 "angry"
@レーヴァテイン
私は……
世界を終わらせる魔剣

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@レーヴァテイン
私なんかに
関わらない方がいいわ

# textflame 0 0
@
そう言い残し、
去っていく彼女の目は
冷たく渇いて見えたのだった