;;----------------------------------------- ;;レーヴァ2-10 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain" # bgmfile "bgm409" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- # body 5100231 # pos 5100231 3 # scale 5100231 0.8 0 # layer 5100231 2 # mask 5100231 off # alpha 5100231 1 0 ;;----------------------------------------- ;;一枚絵 # imageset 1 "c5100231" # imagelayer 1 3 # imagealpha 1 0 0 ;;----------------------------------------- # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "sad" @レーヴァテイン …… # textflame 0 0 @ 寂しげな目で遠くを眺めながら、 一人佇むレーヴァテイン # textflame 0 0 @ そんな彼女にマスターが声を掛ける “世界を終わらせる魔剣”って どういう意味? # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン ……… # textflame 0 0 @ マスターを一瞥した後、 また遠くを眺め、 彼女が答える # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "revatein_iz_0007" @レーヴァテイン ………そのままの意味よ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 魔剣レーヴァテインの力と、 異族の力を併せ持つ私に掛かれば、 世界なんて吹き飛ぶってこと # textflame 0 0 @ ぼんやりと呟く彼女に、 マスターが尋ねる # textflame 0 0 @ だから…あえて仲間を 寄せ付けないようにしてるの?と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "surprise" @レーヴァテイン !! # textflame 0 0 @ 驚く彼女 どうやら図星のようだ # textflame 0 0 @ 君のこと、詳しく知りたいんだ 教えてくれないかな? 真剣な目でマスターが尋ねる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "normal" @レーヴァテイン ……… # textflame 0 0 @ 普段は誰に対しても 素気の無い態度の彼女だが、 # textflame 0 0 @ マスターの瞳に何かを感じたのか ぽつぽつと 自分の感情を語り始めた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "revatein_iz_0028" @レーヴァテイン ……仕方ないわね # textflame 0 0 @ 自分でも不思議に思いながら、 彼女は己の心情を語り出した # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "revatein_iz_0002" @レーヴァテイン 私には 大きな理想を持った 大切な仲間がいるわ… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 彼女は私に言ってくれた いつでもあなたを助ける、 だって私たちは… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン “家族”のようなものでしょ …って # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン それから、 私も彼女を“家族”と 思うようになった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン でも… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン その子と違って、 私には新たな世界を創るという 大きな理想は無かった… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン だって、私は 世界を終わらせる魔剣 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 家族が目指すものと、 相容れない存在 だから # textflame 0 0 @ そう呟いて 寂しそうに目を伏せる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "sad" @レーヴァテイン だけど あの子たちと一緒にいたかった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 新しい世界を創ることはできなくても あの子たちを… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 家族を守ることなら 私にもできるんじゃないか そう思ったの # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン なのに 今、私はここにいる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン やっぱり 世界を終わらせる魔剣は 新しい世界には不要なの # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン きっと 私も選定されたのね # textflame 0 0 @ かける言葉が見つからず マスターはただ レーヴァテインの横顔を見つめる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "normal" # voice 510023 "revatein_iz_0007" @レーヴァテイン ひとりぼっちには慣れてるわ だから もう私に構わないで # alpha 5100231 0 0.5 # textflame 0 0 @ 最後にふっと笑ったレーヴァテインは もうマスターには見向きもせず、 その場を後にする # bgm "stop" # textflame 0 0 @ 数日後―― # bgmfile "bgm401" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # textflame 0 0 @ マスターの隊を大軍が襲った # textflame 0 0 @ その圧倒的物量の前に、 大苦戦の姫たち # alpha 5100231 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "angry" # voice 510023 "revatein_iz_0037" @レーヴァテイン こんな数…… # textflame 0 0 @ レーヴァテインは、 力強く剣を握る # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "revatein_iz_battle_0002" @レーヴァテイン 私に掛かれば…… はぁっ…! # textflame 0 0 @ だが、今回の敵は 圧倒的物量で、彼女も 本気を出さないと対応できない # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "" @レーヴァテイン はぁ…めんどくさいけど やるしかないか はぁぁぁぁぁぁっ!! # textflame 0 0 @ レーヴァテインの活躍により みるみる敵の数は減っていく しかし… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "" @レーヴァテイン あぁぁぁぁっ!! # textflame 0 0 @ 力を制御できなくなり、 暴走を始めるレーヴァテイン # textflame 0 0 @ 敵だけでなく、味方にまで 危害を及ぼしてしまいそうな その姿は… # textflame 0 0 @ まさに魔剣だった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン うおぉぉぉぉぉぉぉっ!! # textflame 0 0 @ 剣先にエネルギーが集中する この剣が振り下ろされたとき 世界は終わる…誰もがそう思った # textflame 0 0 @ まさにその時… # bgmfile "bgm403" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # textflame 0 0 @ レーヴァテイン!! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "surprise" @レーヴァテイン !! # textflame 0 0 @ マスターの手が、 剣を持つ彼女の手を 握り締めた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "revatein_iz_0022" @レーヴァテイン わ……私は…… # textflame 0 0 @ 我に返った彼女に向かって、 マスターが叫んだ # textflame 0 0 @ 大丈夫!僕たちは、君を信じている! その強大すぎる力で、 本当に世界を滅ぼしそうになったら… # textflame 0 0 @ 僕達みんなが君を止める!! いつでも君を助ける! だって僕たちは… # textflame 0 0 @ “家族”だから!! …と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン !! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "normal" @レーヴァテイン ……家族 # textflame 0 0 @ 過去、大切な仲間から 掛けられた言葉を思い出す レーヴァテイン # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "revatein_iz_0003" @レーヴァテイン なんだか… 少しだけ思い出した気がする…… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン こういうのが… 家族 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "angry" @レーヴァテイン 私が…守るべきもの!! # textflame 0 0 @ 正気を取り戻した彼女は、 力をコントロールし、 見事に敵の大軍を打ち倒すのだった # textflame 0 0 @ 戦闘後、 マスターのもとへやってくる レーヴァテイン # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "normal" # voice 510023 "revatein_iz_0002" @レーヴァテイン あなたのこと… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン ずっと不思議な存在だと思ってた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン でも、少しだけその理由が 分かったような気がする # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 私に向かって叫んでくれた姿は… 何だか本当の家族のような… そんな気がしたの # textflame 0 0 @ そう話す彼女に、マスターは答える ともあれ、これからは 共に進もう、と # textflame 0 0 @ だが彼女の答えは、 意外な物だった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 家族のようになれるのは 嬉しいけど… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 家族だからといって やっていることすべてが 正しいかどうかは分からないわ # textflame 0 0 @ どういうこと?と、 マスターが尋ねる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン あの子たちは、 新しい理想の世界を創るため 人々の選定を行っていた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "sad" # voice 510023 "revatein_iz_0028" @レーヴァテイン それは… 本当に正しいこと だったのかな…? # textflame 0 0 @ マスターは答える 今はまだわからない でも自分で考えることが大切だよ # textflame 0 0 @ 家族に流されるんじゃなく、 導いていくことも大切 # textflame 0 0 @ もし僕たちが間違えた道に 進もうとしていた場合は、 今度は君が止めてほしい…と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "normal" @レーヴァテイン ……… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5100231 "happy" # voice 510023 "revatein_iz_0033" @レーヴァテイン わかった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @レーヴァテイン 導くとか、ほんと めんどくさいけど… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 510023 "revatein_iz_0004" @レーヴァテイン 家族だもんね # textflame 0 0 @ それは、彼女が新たな家族と共に 進むことを決意した瞬間だった ;;■一枚絵指定 ;;★5 ;;背景:部屋の中。中央に低めのテーブルがある。レーヴァの部屋想定です。 ;;ベッド等が見えていてもいいかもしれません(眠くなったらすぐ眠れる環境)。 ;;表情:眠さに耐えながら、マスターに優しい視線を送っている。 ;;恋愛感情ではなく、妹が兄を見ているようなイメージ。 ;;構図:マスターとテーブルで向かい合わせ。突っ伏すような体勢。心からリラックスしており、寝落ち寸前。 ;;一枚絵ボイス:「自分の記憶のなかに、すごくモヤモヤした部分があって。 ;;あなたといると少しクリアになる気がするんだけど… ;;そのときにすごく家族というものが恋しくなるの。 ;;なんでだろ。あなたが私の大好きだった家族に似てるのかな…」 # textflame 0 0 # imagealpha 1 1 0 # imagepos 1 0 0 # fadein "white" 3 # buttonsout 0 0 # textwindow "close" # voice 510023 "revatein_iz_kyara_0025" # frameout 0 1 # waitandnext 0.8 # fadeout "black" 1.5 # waitandnext 1.5