;;----------------------------------------- ;;■異族化ティルフィング キャラクエ シナリオ ;;【EP1】 ;;スクリプト最後の背景:平原 ;;背景:平原 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain" # bgmfile "bgm408" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- ;;異族化ティルフィング # body 5101431 # pos 5101431 3 # scale 5101431 0.8 0 # layer 5101431 2 # alpha 5101431 0 0 # mask 5101431 off ;;----------------------------------------- ;;カーテンフェード # imageset 1 "black" # imagealpha 1 0 0 # imagelayer 1 5 ;;----------------------------------------- ;;【EP1】 ;;モノローグ # textflame 0 0 @ けたたましい轟音 ;;モノローグ @ 武器同士が激しくぶつかり合う 金属音が鳴り響く ;;モノローグ @ 戦況は思わしくない ;;モノローグ @ 窮地に陥ったマスターの前に、 一人の姫が現れた # voice 510143 "tyrufing_iz_0001" # move 5101431 3 0 # face 5101431 "normal" # alpha 5101431 1 0.5 # mask 5101431 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング アナタも目覚めたのですね # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 私は… 大地の声を聴いていました # textboxarrow 0 2 @ティルフィング ここは偽りの地、 真実が隠された箱庭の楽園… # textboxarrow 0 2 @ティルフィング …ですが、安心してください # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 全ては調和され、 純潔な世界に生まれ変わるのです… ;;モノローグ # alpha 5101431 0 0.5 # textflame 0 0 @ そう言ったかと思うと、 戦場に駆けて行き、 瞬く間に敵を斬り伏せる ;;モノローグ @ 彼女の出現のおかげで、 マスターの隊は見事、 逆転勝利を収めるのだった # move 5101431 3 0 # face 5101431 "normal" # alpha 5101431 1 0.5 # mask 5101431 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 純潔な世界こそ、 完全なる姿 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 新たなる世界の創造… それが世界の救済であり、 私の叶えるべき願いです ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 戦闘能力も高く、 世界を平和に導きたいという 理想も強いティルフィング ;;モノローグ @ 彼女が加入し、 マスターの隊は、 大きく強化された ;;モノローグ @ そんな彼女を、姫たちは歓迎する # textwindow "close" # imagepos 1 0 30 # imagealpha 1 1 0 # imageleftin 1 0.6 # waitandnext 0.6 # background "plain" # alpha 5101431 0 0 # imagealpha 1 0 0.5 # imagerightout 1 0.6 # waitandnext 0.6 ;;モノローグ # bgm "stop" # textwindow "normal" @ だが、ある日、 隊内で問題が発生した ;;モノローグ @ 戦闘時、一人の新入りの姫が、 恐怖に駆られ 足がすくんでしまったのだ # bgmfile "bgm401" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # move 5101431 3 0 # face 5101431 "angry" # alpha 5101431 1 0.5 # mask 5101431 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング どきなさい! # voice 510143 "tyrufing_iz_0029" # textboxarrow 0 2 @ティルフィング はぁぁぁぁっ!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そのせいで命の危険に晒された マスターを救ったのは、 ティルフィングだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング …ふぅ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 助かったよ、ティルフィング 礼を言うマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ だが、彼女の表情は 今まで見たことが無いくらい 険しかった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 恐怖… それは心に生まれた 魂の濁りになります # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 純潔なる世界に 穢れた者は不要です # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 摘み取らなければなりません ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターを危険に晒した姫に 罰を与えようと、 剣を向けるティルフィング ;;モノローグ @ そんなことする必要ないよ! と、マスターはその姫の前に立つ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング いいえ # textboxarrow 0 2 @ティルフィング “マスターを持つ” キラープリンセスは、 マスターを守るのが使命 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング その使命を忘れ、 自分の身を優先するような者は 世界に必要ないのです ;;モノローグ # textflame 0 0 @ だからって、殺すことはない! と激しく反論するマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング 分かって下さい これも…完全なる世界を 創造するためです ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ダメだ! マスターは必死に姫を守ろうとする # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング …これ以上、庇うようなら、 あなたごと斬りますよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 剣を振り上げ、殺気を放つ彼女 ;;モノローグ @ それに対し、一歩も引かないマスター ;;モノローグ @ そんな彼に、 ティルフィングは 疑問をぶつける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング なぜ、助けたいのですか? 彼女はあなたの命を… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ この子を助けたいだけじゃない 君も助けたいんだ とマスターは答える # voice 510143 "tyrufing_iz_0022" # face 5101431 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング どういう意味です…? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 心の闇にとらわれた君を救いたいんだ ティルフィングの目を見て、 マスターが言い放った # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング !! # face 5101431 "sad" # textboxarrow 0 2 @ティルフィング ……… # face 5101431 "normal" # textboxarrow 0 2 @ティルフィング …わかりました ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 暫しの沈黙の後、 彼女が剣を振り下ろした ;;モノローグ @ ――だが、それは、 マスターの寸前で止まっていた # voice 510143 "tyrufing_iz_0015" # face 5101431 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ティルフィング ………っ ;;モノローグ # alpha 5101431 0 0.5 # textflame 0 0 @ どうして…? 尋ねるマスターに彼女は何も言わず、 どこかへと去ってゆく ;;モノローグ @ マスターには、彼女の顔が 悲しげに見えた気がしたのだった