;;----------------------------------------- ;;■ミュルグレス(神令) キャラクエ シナリオ ;;【EP2】 ;;スクリプト最後の背景:平原 ;;背景:平原 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain" # bgmfile "bgm409" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- ;;ミュルグレス・神令・トール # body 5104611 # pos 5104611 3 # scale 5104611 0.8 0 # layer 5104611 2 # alpha 5104611 0 0 # mask 5104611 off ;;----------------------------------------- ;;ミュルグレス・神令・トール一枚絵 # imageset 0 "c5104611" # imagelayer 0 3 # imagealpha 0 0 0 ;;----------------------------------------- ;;カーテンフェード # imageset 1 "black" # imagealpha 1 0 0 # imagelayer 1 5 ;;----------------------------------------- ;;【EP2】 ;;モノローグ # textflame 0 0 @ あれから少しの時が経過した # move 5104611 3 0 # face 5104611 "sad" # alpha 5104611 1 0.5 # mask 5104611 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 今やミュルグレスの周りには 誰もいない ;;モノローグ @ 傍若無人な振舞いをしているうちに 隊の姫たちは彼女から 離れていってしまったのだ # voice 510461 "murgleys_c_0037" # face 5104611 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …あ # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス だんちょー ;;モノローグ # textflame 0 0 @ だがマスターだけは、 彼女の側から離れなかった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ねぇ、だんちょー これ、食べる? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ とガムを勧めてくれる彼女 良かった、落ち込んでるわけじゃ ないのか…と指で取った瞬間、 ;;モノローグ @ パチン! ;;モノローグ @ 痛た~~~っ!! イタズラ用の仕掛けが マスターの指を挟んだ # voice 510461 "murgleys_c_0005" # face 5104611 "happy" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス あはははは! 騙された~! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 周りに誰もいなくなったが、 マスターだけは彼女を信じては 騙される日々を送っていた # face 5104611 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ねぇ、だんちょー ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そんなマスターに尋ねる彼女 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス だんちょーってさ… # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス どうしてそこまで ミュルのこと、信用するの? # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 誰もミュルの言うこと、 信用しないのに ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女の目を見つめ、 マスターは真っすぐに答える ;;モノローグ @ それは…僕のことを 信じて欲しいからね、と # voice 510461 "murgleys_c_0022" # face 5104611 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …! # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……信じて欲しいから、 信じるの……? # face 5104611 "sad" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ………なんか # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……バカみたい ;;モノローグ # alpha 5104611 0 0.5 # textflame 0 0 @ どこか寂し気な目を見せ、 彼女は去っていった # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # background "forest" # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # textwindow "normal" @ それからまた、数日が過ぎた―― # move 5104611 3 0 # face 5104611 "sad" # alpha 5104611 1 0.5 # mask 5104611 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 隊から完全に 孤立してしまった彼女は、 一人森の中にいた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 木の枝に寝転がり空を見つめ、 なにかを考えている様子 ;;モノローグ @ それは…僕のことを 信じて欲しいからね ;;モノローグ @ マスターの言葉が、 脳裏にこびりついて 離れないようだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …バカみたい # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 人を信じて… なんの得になんのよ…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ――と、その時 # bgmfile "bgm401" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # face 5104611 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …! # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス あれは…魔獣! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 遠方に、町に攻め込もうと している魔獣の軍団を発見 # face 5104611 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス すごい数… あんなの相手するのは しんどそ~ # face 5104611 "surprise" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …! # voice 510461 "murgleys_c_0004" # face 5104611 "normal" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス そうだ、魔獣が着く前に、 隊や町の人たちに知らせれば 報酬がもらえるかも # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス そうなれば、 ミュルひとりで 面倒なことをしなくてすむし ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 名案が浮かんだと、 ピョンと木の枝から 飛び降りる彼女 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス しょうがないなー # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ミュルが助けてあげないと、 みんな、なんもできないんだから ;;モノローグ # alpha 5104611 0 0.5 # textflame 0 0 @ 嬉々として 町に駆けて行くのだった # textwindow "close" # imagepos 1 0 30 # imagealpha 1 1 0 # imageleftin 1 0.6 # waitandnext 0.6 # background "town" # move 5104611 3 0 # face 5104611 "angry" # alpha 5104611 1 0 # mask 5104611 off # imagealpha 1 0 0.5 # imagerightout 1 0.6 # waitandnext 0.6 ;;モノローグ # textwindow "normal" @ 周辺の地理に詳しいこともあり、 魔獣より先回りして町に到着する彼女 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス みんな~!大変!! 大変だよ~~~!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 町の人が、 彼女に目を向ける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 魔獣だよ~! 魔獣が現れたよ~~~っ!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ だが… ;;モノローグ @ またか… といった感じで誰一人 まともに取り合ってくれない # voice 510461 "murgleys_c_0001" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス な、なんで無視するの…? ほんとだってば! 本当に魔獣が来てるんだって!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 必死に訴えかけるも、 相手にしてくれる者はいない # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス なんなのよ、も~~~う! せっかく教えてあげてるのに~~!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 短気なトールを 霊装支配された影響で、 癇癪を起こす彼女 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス だんちょー、魔獣が来たよ! やっつけに行かないと! # voice 510461 "murgleys_c_0022" # face 5104611 "surprise" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …あれ、いない? # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス だんちょーだけじゃない 姫たちもみんないない…? # face 5104611 "sad" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス … # face 5104611 "angry" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …いいわよ、もう! ミュル一人でやるから! # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス その代わり… # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス もしミュル一人で 魔獣をやっつけたら、 報酬たっぷりよこしなさいよ! ;;モノローグ # alpha 5104611 0 0.5 # textflame 0 0 @ ――と、 魔獣が向かっているであろう方角へ 走ってゆくミュルグレス # textwindow "close" # imagepos 1 0 30 # imagealpha 1 1 0 # imageleftin 1 0.6 # waitandnext 0.6 # background "plain" # move 5104611 3 0 # face 5104611 "angry" # alpha 5104611 1 0 # mask 5104611 off # imagealpha 1 0 0.5 # imagerightout 1 0.6 # waitandnext 0.6 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @ミュルグレス あんたたちなんか… ミュルひとりで充分なんだから!! # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス あの地形を利用すれば 一網打尽にできるはず よしっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 瞬時に立てた作戦を 実行に移そうとする ミュルグレス ;;モノローグ @ しかし、ひとりでは 作戦のための準備も間に合わず 敵に囲まれてしまう # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス はぁ…はぁ…! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 作戦がうまくいかず ひとりで戦い続ける ;;モノローグ @ だが圧倒的な数の前に、 次第に追い込まれていく # voice 510461 "murgleys_c_battle_0005" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス うぅ…いたっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 攻撃を受け始め、 意識が薄れていく彼女 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス はぁ…はぁ…… ;;:;モヤモヤ吹き出し # move 5104611 3 0 # face 5104611 "sad" # textboxarrow 0 0 # textwindow "moya" # mask 5104611 off @ミュルグレス ミュル… なんでこんなことしてるんだろ…? こんな… ;;:;モヤモヤ吹き出し # textboxarrow 0 0 @ミュルグレス なんの得にもならないことを… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ …僕のことを 信じて欲しいからね ふと、マスターの言葉がよぎる ;;:;モヤモヤ吹き出し # move 5104611 3 0 # mask 5104611 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 0 @ミュルグレス ミュルからみんなを信じてあげてたら みんなもミュルに 力を貸してくれたのかな… # face 5104611 "angry" # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @ミュルグレス うっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ダメージを受け、 膝から崩れ落ちる # face 5104611 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス はは… まずったなぁ…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 満身創痍の体に、 とどめの一撃が 振り下ろされようとしたそのとき # bgm "stop" # face 5104611 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ どこからともなく飛来した武器が 魔物を弾き飛ばし ミュルグレスを守った # voice 510461 "murgleys_c_0037" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ア、アンタたち…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ミュルグレスが 武器の飛んできた方向に 目をやると ;;モノローグ # bgmfile "bgm424_block" "BgmIntegralNoahCommand" 0 @ そこにはマスターと 隊の姫たちがいた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス なんで…? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 行くわよぉぉぉっ!! と、魔獣と戦闘を開始する姫たち ;;モノローグ @ 大丈夫!? マスターがミュルグレスに駆け寄る # face 5104611 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス さっき、だんちょーのことを 呼びに行ってあげたのに なんでいなかったのよ # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 結局だんちょーも ミュルのことを裏切ったんだと 思っちゃったじゃない # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス だんちょーのばかっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ミュルグレスの目に涙が浮かぶ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 信じた人に裏切られて 悲しい思いをするくらいなら # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 誰かを信じたりなんてしないように 最初から みんなに嫌われちゃえばいい # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ミュルはね ずっとそう考えてたの ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターは ミュルグレスの小さな手を ぎゅっと握りしめ ;;モノローグ @ さっきは 留守にしちゃってゴメンね、 と謝る ;;モノローグ @ 君のために、“これ”を 買いに行ってたんだ、と 彼女に見せる # voice 510461 "murgleys_c_0022" # face 5104611 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …! # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス カステラ… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ それは町で評判のカステラだった これ、食べたがってたでしょ? とマスター # face 5104611 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ミュルが言ったこと… 覚えてくれてたんだ # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……ったく # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス どこまでお人好しなのよ # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス バイブスなんてもの、 信じてなかったけど… ううん、バイブスなんて関係なく ;;:;モヤモヤ吹き出し #setnextbgmblock 1 # move 5104611 3 0 # face 5104611 "angry" # textboxarrow 0 0 # textwindow "moya" # mask 5104611 off @ミュルグレス この人なら信用できる!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 稲妻がほとばしる剣 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @ミュルグレス そんな美味しそうなカステラを 報酬として見せられちゃったら ミュルも本気出すしかないよね! # voice 510461 "murgleys_c_0029" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス はぁぁぁぁぁぁっ!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そして覚醒した強大なる力で、 敵を一掃するのだった # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # alpha 5104611 0 0 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # textwindow "normal" @ 勝利の後、 カフェで語り合う ミュルグレスとマスター # move 5104611 3 0 # face 5104611 "normal" # alpha 5104611 1 0.5 # mask 5104611 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス さっきのカステラは 別腹としてさ # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス あれだけの大勝利だもん 報酬はたっぷりもらうからね # face 5104611 "shy" # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス でも、まぁ… # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 勝てたのは、 だんちょーと みんなのおかげかな ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 照れ臭そうに言う彼女に、 マスターは尋ねる これからは…みんなを信じてくれる? # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターから目を逸らし 照れくさそうにこう答える # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 見返りも期待できないのに 人助けなんてバカみたい # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス いつ足元をすくわれるか わかんないのに、 # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス 人を信用することなんて できるわけないじゃない # textboxarrow 0 2 @ミュルグレス …そうでしょ? ……そうって言いなさいよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 言葉とは裏腹に、 その瞳には穏やかな 優しさが宿っていた ;;■一枚絵指定 ;;背景:カフェテラス。いくつかテーブルがある。時刻は昼間。おやつ時のイメージです。 ;;表情:恥ずかしいような、ふてくされたような表情。 ;;構図:マスターとテーブルを挟んで向かい合わせ。 ;;お皿を片手に持って、カステラをパクつきながらマスターと話している。 ;;一枚絵ボイス:「見返りも期待できないのに人助けなんて、バカみたい。 ;;いつ足元をすくわれるかわかんないのに、人を信用することなんてできるわけないじゃない。 ;;…そうでしょ?……そうって言いなさいよ」 ;;ホワイトアウト # textflame 0 0 # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 0 # fadein "white" 3 # buttonsout 0 0 # textwindow "close" # voice 510461 "murgleys_c_kyara_0025" # frameout 0 1 # waitandnext 0.8 # fadeout "black" 1.5 # waitandnext 1.5