;;----------------------------------------- ;;ダフネ2_1 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "town" # bgm "bgm004" 0 ;;----------------------------------------- # body 52000211 # pos 52000211 3 # scale 52000211 0.8 0 # layer 52000211 3 # mask 52000211 off # alpha 52000211 1 0 ;;----------------------------------------- # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 ;;----------------------------------------- ;;背景:町中(昼) # textflame 0 0 @ 落ち込むダフネの気分転換になればと マスターは散歩に誘ったのだが… # textflame 0 0 @ 彼女は護衛を頼まれたと思い、 周囲を警戒しながら 厳しい表情で歩いている # textflame 0 0 @ マスターが、おいしそうなお菓子や 綺麗な花を一緒に見ようと誘っても… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 20002 "dafne_0034" @ダフネ 私は任務中ですので # textflame 0 0 @ と、断られてしまう そして、その表情は あいかわらず曇ったままだった ;;場面転換(背景はそのまま) # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # textwindow "close" # waitandnext 0.7 # face 52000211 "sad" # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 # waitandnext 0.5 # textflame 0 0 # textwindow "nomal" @ 歩き回って少し疲れたマスターは、 人気のない町外れで休むことにした # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ ………… # textflame 0 0 @ マスターは、暗い顔をしたダフネに なにか悩んでるって顔だね と、話しかける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ そ、そうですか? 普段から、こういう顔ですが… # textflame 0 0 @ 自分が負傷したことだったりする? と、マスターが 彼女の悩みを言い当てると… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "surprise" # voice 20002 "dafne_0022" @ダフネ えっ!? どうして、それを? # textflame 0 0 @ と、大きな声を出して驚く いつもの彼女との落差に、マスターは 思わずクスッと笑ってしまう # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "sad" # voice 20002 "dafne_0031" @ダフネ あ…その、申し訳ありません 嘘をつくつもりでは なかったんですが… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ 私の個人的な悩みですので、 貴方にお話することではないかと… そう判断したのです # textflame 0 0 @ あれは、ダフネのせいじゃない 君が責任を感じることはないんだよ と、マスターは優しく諭す # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ いえ、私の力不足です 仲間を守ること… それが、私の責務なのですから # textflame 0 0 @ そんなに気負いすぎなくてもいいのに と、マスターがなだめても、 ダフネは思いつめた表情で話を続ける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ 私は、盾を託された者として 強くあらねばなりません… それが騎士としてあるべき姿なのです # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "suffering" @ダフネ さらに精進を重ね、 すべてを守れるようにならなくては… # textflame 0 0 @ 辛そうな表情でそう語る彼女に、 それが本当にダフネの望みなの? と、マスターは問いかける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "surprise" @ダフネ 私の…望み…? それは… # textflame 0 0 @ なぜそんなに自分を追い詰めるのか、 よかったら聞かせてもらえないかな と、マスターはダフネを見る # textflame 0 0 @ マスターの言葉を受けて、 ダフネは静かに語り始める # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "sad" # voice 20002 "dafne_0015" @ダフネ …私は、誰かに期待されるような 立派な人間ではないのです # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ 盾の乙女として、 白銀の盾を託されたことは… とても誇らしいことだと思います # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ …ですが、なぜ私なのでしょうか? もっとふさわしい人物がいるのでは ないかと、不安になってしまうんです # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ 私は…こんな風に悩んでばかりだし、 盾も満足に使いこなせないし、 仲間を守ることもできない… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ 鍛錬をしても、戦いを重ねても、 迷いや悩みは増えるばかりで、 自信なんて持てません # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 20002 "dafne_0031" @ダフネ 私は、弱い人間なんです… ご期待に沿えず、申し訳ありません… # textflame 0 0 @ ダフネは、そう言って視線を落とす マスターに失望されたのだと思うと、 その顔を見ることはできなかった # bgm "stop" # textflame 0 0 @ 彼女の話を聞いたマスターは、 本音を話してくれてありがとう と、感謝の気持ちを伝える # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "surprise" @ダフネ え… # bgm "bgm003" 0 # textflame 0 0 @ それと、やっぱりダフネは偉いと思う と、マスターは彼女を褒める ダフネはその言葉に驚き、顔をあげた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ どうして…? 失望したんじゃ…ないですか? # textflame 0 0 @ 悩むのも悪いことばかりじゃないよ ダフネは悩んだから訓練を重ねて、 立派な騎士になったんだし、とマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ ですが… # textflame 0 0 @ ダフネを見ていると、悩んだ分だけ 大きく成長するんだなって思う だから、悩んだっていいんだよ # textflame 0 0 @ だけど、それでも自信が持てなくて、 1人で悩みを抱えきれなくなったら、 その時はまた話を聞かせて欲しい # textflame 0 0 @ 君が辛いと、それを見てる自分も辛い どうせ2人とも辛いんだったら、 一緒に悩んじゃえばいい、とマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ ………… # textflame 0 0 @ 無言でマスターを見るダフネに、 …ダメかな? と、マスターは聞いてみた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "sad" # voice 20002 "dafne_0034" @ダフネ いえ、そんなことは… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "happy" # voice 20002 "dafne_0005" @ダフネ …ふふふっ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ 悩むのも悪くない… そんな風に考えたことは ありませんでした # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ダフネ それに、一緒に悩もうだなんて… 初めての申し出で、 頭の中が混乱しています… # textflame 0 0 @ そんなに難しく考えないで、 ただ気軽に頼ってほしいってこと と、マスターは笑う # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 20002 "dafne_0003" @ダフネ はい… 少し、気持ちが軽くなった気がします # textflame 0 0 @ 微笑むダフネを見て、 マスターも安心して微笑む # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 20002 "dafne_0001" @ダフネ あの… ありが… # bgm "bgm031" 0 # serif 1 # textwindow "nomal" @異族 ギャギャギャギャッ! # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textflame 0 0 # textwindow "nomal" @ ダフネが感謝の言葉を伝えようとした その時、2人の前に異族が現れた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 52000211 "angry" @ダフネ 貴方は私の後ろに! 私が守ります!