;;----------------------------------------- ;;■暴走ラブリュス キャラクエシナリオ ;;【EP2】 ;;スクリプト最後の背景:plain ;;背景:plain ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain" # bgmfile "bgm408" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- ;;ラブリュス・暴走 # body 5200311 # pos 5200311 3 # scale 5200311 0.8 0 # layer 5200311 2 # alpha 5200311 0 0 # mask 5200311 off ;;----------------------------------------- ;;ラブリュス・暴走一枚絵 # imageset 0 "c5200311" # imagelayer 0 3 # imagealpha 0 0 0 ;;----------------------------------------- ;;【EP2】 ;;背景:草原 ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ラブリュスが マスターの隊に入ってから、 数日が経過した # move 5200311 3 0 # face 5200311 "usual" # alpha 5200311 1 0.5 # mask 5200311 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス ねぇねぇ、みんな~ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 笑顔が多く、いつも明るいラブリュス # face 5200311 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 今日もライブやるよ~♪ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 時折、ライブと称しては、 姫達に歌を披露したりしている ;;モノローグ @ しかし彼女は、 不思議と隊には馴染んでいない 雰囲気だ # face 5200311 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス じゃ、次のライブは、 また来週ね ;;モノローグ # textflame 0 0 @ それは、ぶりっ子で 甘えたがりな性格のせいでもなく、 ;;モノローグ @ 先日のような、戦闘での 暴走モードのせいでもない # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ もっと、なにか彼女の根幹が 原因しているような印象だった # face 5200311 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス え?どうしたの、マスター? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そこでマスターは、 ラブリュスとじっくり 話をしてみることにした ;;モノローグ @ どうして、この隊に入ってくれたの? みんなも不思議がってたよ そう彼女に尋ねるマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス え?入隊した理由? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 笑顔を見せ、彼女は答える # face 5200311 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 君と出会って目が覚めたの # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 入隊したのは、 世界中を笑顔にして、 人々を幸せにするため♪ # textboxarrow 0 2 @ラブリュス それがラブリュスちゃんの 役目であって、希望だからね ;;モノローグ # textflame 0 0 @ しかし、マスターは言う 本当に…そうなのかな? # face 5200311 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス え?どういうこと? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 人々を幸せにしたいのに… どうして、君の目は そんなに悲しげなんだい?と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス …! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 君の目は、希望とは真逆の… 絶望を湛えているように見える ;;モノローグ @ まるで君の笑顔は… 作り物のようなんだ マスターが彼女に想いをぶつける # face 5200311 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ その言葉に、 彼女の顔から笑みが消えた ;;モノローグ @ 教えてくれないかな? 君の過去に何があったのか? とマスター # voice 520031 "loveryus_bo_0004" # face 5200311 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス ……ふふ、アイドルの本質を 見抜くなんて、君はいいマスター、 うぅん、いいプロデューサーだね # face 5200311 "normal" # textboxarrow 0 2 @ラブリュス いいよ、話したげる わたしが絶望に… “終焉”に出会った日のことを ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女が、 自身の過去について 語り始めた # bgmfile "bgm406" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # face 5200311 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 君に出会う何年も前… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしは他のキル姫と同じように、 ある奏官に仕えて任務をこなしてたの # textboxarrow 0 2 @ラブリュス ただ、他と違ったのは… その奏官は、わたしのファンだった # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしのライブを見て、 推しになったって言って… # face 5200311 "usual" # textboxarrow 0 2 @ラブリュス そのまま入隊してくれないかって 猛烈にアピールしてきたの どう?変わってるでしょ? # textboxarrow 0 2 @ラブリュス どうしよっかなって迷ったけど… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 戦闘を好まない彼の隊は、 町の復興とかの任務が多いって 言ったから… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしは、 そんな彼の考えに共感して 入隊したの # textboxarrow 0 2 @ラブリュス その時は… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス この人と世界中を笑顔にして、 人々を幸せにしようって、 本気で考えてた # voice 520031 "loveryus_bo_0019" # face 5200311 "sad" # textboxarrow 0 2 @ラブリュス でもね…そんな日々は、 長くは続かなかった… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしのファンだって言う 別のイカれた奏官が… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしを独占したくて…、 自分のキル姫に命じて、 彼を殺してしまったの # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしの大事な人を奪ったソイツは… 笑ってた… 卑しい…欲望剥き出しの顔で…… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス それを見た時… 世界が暗転しちゃった…… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 気がついたら… ソイツや、町のキル姫すべてを 血祭りにあげてたの # textboxarrow 0 2 @ラブリュス それ以来かな… わたしが本気で笑えなくなったのは… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わかる?彼を失った時、 わたしの世界は終焉したの… # face 5200311 "usual" # textboxarrow 0 2 @ラブリュス その時、誓ったんだ # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 賑やかなライブが好きだった 彼への手向けとして、 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 世界やキル姫を殲滅する 終焉ライブを開催しようって # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 絶望しかないこの世界に… ド派手な終焉をもたらしてやるって ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女が語る凄絶な過去に、 静かに耳を傾けているマスター ;;モノローグ @ 真剣な眼差しで、 彼女に問い掛ける ;;モノローグ @ だったら、どうして… 僕の隊に入ってくれたの? 世界を終わらせるため…?と # face 5200311 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス ……… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス なんでかな # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 君と出会って… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 『ファンになったよ』って 言われた時… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 彼と重ね合わせてしまった… あの楽しかった日々を 思い出してしまった # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 世界には… 絶望しかないって 分かってるのに… # bgm "stop" ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 暗い目を落とす彼女に、 マスターは突如 提案する 君の本気ライブを開催しようよ! # face 5200311 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス …は? # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # bgmfile "bgm430" "BgmIntegralNoahEvent004" 0 # alpha 5200311 0 0 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # textflame 0 0 # textwindow "normal" @ 数日後 ;;モノローグ @ マスターは彼女のため、 屋外の簡易ステージを用意した ;;:;モヤモヤ吹き出し # move 5200311 3 0 # face 5200311 "usual" # alpha 5200311 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 0 # textwindow "moya" # mask 5200311 off @ラブリュス どういうつもりか 分かんないけど… せっかく準備してくれたんだし ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 姫達を前に、歌い始めるラブリュス ;;モノローグ @ まだ距離はあれども、 彼女の歌は心に響くものがあり、 姫達は次第に盛り上がってくる # face 5200311 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @ラブリュス ……! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ その声を聞きつけ、 やってくる街の人々 ;;モノローグ @ ラブリュスの歌声に、 笑顔で盛り上がっている ;;:;モヤモヤ吹き出し # se "bgm430_volumedown" # move 5200311 3 0 # face 5200311 "normal" # alpha 5200311 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 0 # textwindow "moya" # mask 5200311 off @ラブリュス みんな、楽しそうに 笑ってる…… ;;:;モヤモヤ吹き出し # textboxarrow 0 0 @ラブリュス キエチャエ…… ソンナモノ…全部… ;;:;モヤモヤ吹き出し # textboxarrow 0 0 @ラブリュス 彼ヲ奪ッタ 卑シイ人間ノ笑顔ナンテ 全部!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 人々の笑顔に、 殺戮衝動が沸き上がってくる彼女 ;;:;モヤモヤ吹き出し # face 5200311 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 0 @ラブリュス ゼンブナクナッチャエ! ;;モノローグ # bgm "stop" # textflame 0 0 @ ――と、その瞬間、 マスターが音楽を止めた # face 5200311 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @ラブリュス …! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 休憩と称し、 彼女を袖に連れて行く # face 5200311 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス どういうつもり…? もう少しで彼らに終焉を…!! ;;モノローグ # bgmfile "bgm404" "BgmIntegralNoahEvent003" 0 # textflame 0 0 @ 猛る彼女にマスターは言う 大切な人を奪われ、 人間を許せなくなった気持ちはわかる ;;モノローグ @ でもだからと言って、 君が他の人の大切な人を奪って いいことにはならない ;;モノローグ @ 君はまだ、本気で笑えないかも 知れないけど…… 見てごらんよ ;;モノローグ @ みんな、君の歌で笑顔になっている 君の歌は人間を笑顔に出来る力がある ;;モノローグ @ それは君の心の奥底に、 人間への情がまだ残ってるからだ # voice 520031 "loveryus_bo_0024" # face 5200311 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス …! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 君の過去のマスターも、 世界の終焉ライブなんかじゃなく… ;;モノローグ @ 君が歌で世界をハッピーにすることを 望んでいるんじゃないかな? 真っすぐ彼女の目を見据えるマスター # face 5200311 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ラブリュスは、 過去の奏官の笑顔と、 目の前の人々の笑顔を重ね合わせる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 彼がなにを望んでたかなんて、 もう分からないけど… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス それに、わたしの心の中に、 人間への情が残ってるかなんて 疑わしいけど… # bgmfile "bgm430" "BgmIntegralNoahEvent004" 0 # face 5200311 "usual" # textboxarrow 0 2 @ラブリュス でも、どっちにしても…… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 今はライブが楽しい # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしはアイドル…… ちゃんと最後まで歌い切るよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 観客の前に出ていく彼女 ;;モノローグ @ その熱唱に、 ライブは大盛況のまま 終演した # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # alpha 5200311 0 0 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # bgmfile "bgm400_1" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # textwindow "normal" @ その後、マスターと二人、 語らっているラブリュス # move 5200311 3 0 # face 5200311 "sad" # alpha 5200311 1 0.5 # mask 5200311 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 今日のライブは すごく楽しかったけど… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス やっぱり… わたしは、まだ 人間を許せない # face 5200311 "usual" # textboxarrow 0 2 @ラブリュス だから、思ったの 人類は…世界は滅ぶべきか、 救うに値するか… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス 見極めていこうって # textboxarrow 0 2 @ラブリュス これから…君のそばで… それで、いいかな? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターは答える いいよ、いつか君に、 本当の笑顔が戻るまで、ね ;;モノローグ @ その言葉を聞き、微笑む彼女 # voice 520031 "loveryus_bo_0032" # face 5200311 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ラブリュス …うん # textboxarrow 0 2 @ラブリュス わたしは壊すことでしか、 楽しさを感じられなかったけど… # textboxarrow 0 2 @ラブリュス あなたとなら、 違う楽しいことを見つけられるかも ;;モノローグ # textflame 0 0 @ その笑顔は、 まだ心の底からの ものではない ;;モノローグ @ だが彼女の瞳には、 今までに無かった輝きが 宿り始めて見えた ;;■一枚絵指定 ;;背景:草原(昼) ;;表情:怪しく微笑えんでいるような感じです。 ;;構図:マスターの鼻先に、ちょんっと指で触れるようなイメージです。 ;;   冗談ぽいような、おどけるような仕草の感じです。 ;;一枚絵ボイス:ラブリュス「わたしは壊すことでしか楽しさを感じられなかったけど…… ;;あなたとなら、違う楽しいことを見つけられるかも」loveryus_bo_kyara_0025 ;;ホワイトアウト # textflame 0 0 # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 0 # fadein "white" 3 # buttonsout 0 0 # textwindow "close" # voice 520031 "loveryus_bo_kyara_0025" # frameout 0 1 # waitandnext 0.8 # fadeout "black" 1.5 # waitandnext 1.5