;;----------------------------------------- ;;■エルキュール(アニバーサリー) キャラクエ シナリオ ;;【EP1】 ;;スクリプト最後の背景:町中 town_night ;;背景:町中 town_night ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "town_night" # bgmfile "bgm477" "BgmAnniversary001" 0 ;;----------------------------------------- ;;エルキュール・擬装・セイバー アニバーサリーver. # body 5202531 # pos 5202531 3 # scale 5202531 0.8 0 # layer 5202531 2 # alpha 5202531 0 0 # mask 5202531 off ;;----------------------------------------- ;;■エルキュール(アニバーサリー) キャラクエ シナリオ                  ;;【EP1】 ;;背景:町中 town_night ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 賑やかな街中を歩く マスターの隊 ;;モノローグ @ その地では今、 大聖堂の創立を祝う 壮大な記念祭が催されている ;;モノローグ @ 料理や酒をたしなみ、 盛り上がる街の人々 ;;モノローグ @ その熱気を受け、 姫達もパーティー会場で 楽しんでいる ;;モノローグ @ 戦闘続きの彼女達にとって、 ほんの暫しの安寧の時間 ;;モノローグ @ マスターは寛ぐ姫達を 嬉しそうに見ていた ;;モノローグ @ ――が、この場に似つかわしくない、 浮かない顔をした一人の姫を発見する # move 5202531 3 0 # face 5202531 "sad" # alpha 5202531 1 0.5 # mask 5202531 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターは、 彼女に声を掛けることにした # face 5202531 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール ………あっ! …マスター # textboxarrow 0 2 @エルキュール ………これは… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ どうぞ …と、お酒を 彼女に手渡すマスター # face 5202531 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール あ、ありがとうございます… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そう言って受け取ったものの、 彼女は口をつけようとしない ;;モノローグ @ せっかくの創立祭なんだから、 楽しもうよ マスターが彼女に微笑む # face 5202531 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ だが彼女は言う # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール とても、そんな気分には… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 周囲の陽気な雰囲気とは対照的に、 沈んだ表情を見せるエルキュール ;;モノローグ @ そんな彼女にマスターは尋ねる まだ気にしているの? # bgm "stop" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール ……はい # textboxarrow 0 2 @エルキュール 私のせいで… 『安寧の杯』が…… # textboxarrow 0 2 @エルキュール まさか… 道連れにするなんて… ;;モノローグ # bgmfile "bgm406" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # textflame 0 0 @ 世界を平和に導くと言われている 『安寧の杯』  ;;モノローグ @ マスターの隊は、 それを捜索する戦いに身を投じた ;;モノローグ @ だが、その中で敵が杯ごと自爆 『安寧の杯』は、 塵と化してしまったのだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール あっと言う間で… 止められませんでした…… # textboxarrow 0 2 @エルキュール あの杯があれば… きっと人々に 希望を与えられたはずなのに… # voice 2025 "hercule_0031" # textboxarrow 0 2 @エルキュール 本当に申し訳ありません # textboxarrow 0 2 @エルキュール すべて…私のせいです ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女は、 平和の象徴を守れなかった 己の無力を嘆いていた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール 共に戦ってくれた皆さんにも 申し訳なくて… …本当に…不甲斐ないです # textboxarrow 0 2 @エルキュール マスターの隊に入れて頂き、 ようやく使いこなせるようになった この擬装の力で… # textboxarrow 0 2 @エルキュール 仲間の皆さんに支えられながら、 少しずつ…ほんと少しずつですが… # textboxarrow 0 2 @エルキュール 自信のようなものも付いてきました でも… # textboxarrow 0 2 @エルキュール 事あるごとに思い知らされます # textboxarrow 0 2 @エルキュール 私なんて… まだまだ未熟なんだ、と…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そう呟いた後、 はぁ…と、 ため息をつくエルキュール ;;モノローグ # bgm "stop" @ ――と、次の瞬間 # voice 2025 "hercule_0022" # face 5202531 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール えっ!? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 行こう! 彼女の手をマスターが引っ張った # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @エルキュール ちょっと…マ、マスター!? 行くって…どこに!? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ その問いには答えず、 マスターは彼女を連れ、 パーティー会場を抜け出すのだった