;;----------------------------------------- ;;リサナウト2 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain" # bgmfile "bgm421" "BgmIntegralNoahEvent002" 0 ;;----------------------------------------- # body 5203011 # pos 5203011 3 # scale 5203011 0.8 0 # layer 5203011 2 # alpha 5203011 1 0 # mask 5203011 off ;;----------------------------------------- # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # imageset 1 "c5203011" # imagelayer 1 3 # imagealpha 1 0 0 ;;----------------------------------------- # face 5203011 "happy1" # textflame 0 0 @ リサナウトの活躍で 確かに隊の戦闘は有利に運んでいた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 520301 "risanautr_ca_0001" @リサナウト 今回の任務も完璧だったわね! ねぇ、当主様 そうでしょ? # textflame 0 0 @ うん… とマスターは頷くが あまり快くない様子だった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "angry" # voice 520301 "risanautr_ca_0027" @リサナウト …私の時間操作が そんなに嫌なの? # textflame 0 0 @ 努力しなくても勝利が 確定してしまうのは よくないと思う…とマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "sad" # voice 520301 "risanautr_ca_0013" @リサナウト 私にできることは これしかないのに… # textflame 0 0 @ そんなときのこと… とある姫が魔獣に負けて 拠点へと戻ってきた # textflame 0 0 @ どうやら攻めるべきタイミングで 攻めきれず、魔獣の攻撃を食らい 負傷してしまったようだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "happy2" @リサナウト …そんなに落ち込まないで 大丈夫よ # textflame 0 0 @ そんなキル姫に、 リサナウトは優しく声をかける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "happy1" @リサナウト その失敗はなかったことに してあげる! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 私の力で時間を巻き戻して あなたの勝利を 確定事象にしてあげるわ! # textflame 0 0 @ リサナウトのその提案を マスターは慌てて止めた # textflame 0 0 @ 失敗したからといって時間を戻して なかったことにするのは よくないよ、と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "surprise" # voice 520301 "risanautr_ca_0022" @リサナウト どうしてよくないの? # textflame 0 0 @ そんなことを繰り返してしまったら この隊は弱くなってしまうよ とマスターは懸念していた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "normal" @リサナウト …なるほどね あなたの言い分も一理あるわ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …だけど、世界を救う そんな果てのない理想に辿り着く ためには悠長に構えていられないの # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト よりよい未来に いち早く辿りつくには、 成功を積み重ねていくのが近道よ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト そうじゃないと… いえ、そのために私は… # textflame 0 0 @ どこか気が急いているような リサナウトの様子に、マスターは 言葉を返そうとするが… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "sad" # voice 520301 "risanautr_ca_0028" @リサナウト …当主様は私を認めてくれないの # textflame 0 0 @ どこか思いつめたように リサナウトがそう呟く # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 私はみんなのために こんなにがんばっているのに どうして…? # textflame 0 0 @ 君の気持ちを否定するわけ じゃないんだ とマスターはリサナウトを気遣う # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …私は、みんなの役に立ちたいの # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "normal" @リサナウト 見てなさい当主様 今回の任務も、 絶対に成功させてみせるから! # alpha 5203011 0 0.5 # textflame 0 0 @ そう言うが早いか リサナウトはパッと駆け出す # textflame 0 0 @ まさかひとりで任務に…? と心配したマスターは 慌ててその後を追うのだった… ;;暗転挟む # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # textwindow "close" # waitandnext 0.7 # bgmfile "bgm401" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 # waitandnext 0.5 # textflame 0 0 # textwindow "nomal" @ マスターの隊は 飛び出したリサナウトに追いつき 手早く彼女に加勢していく # textflame 0 0 @ 待つんだ、リサナウト とマスターは彼女を引き留めた # alpha 5203011 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 520301 "risanautr_ca_0013" @リサナウト どうしてよ 私は何も間違っていないわ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "sad" @リサナウト ひとつの失敗もしてないわ だから、私を認めてよ… # textflame 0 0 @ リサナウトが来てくれて 助かってることが沢山あるんだよ とマスターは伝える # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …じゃあ、私の何がいけないの # textflame 0 0 @ 失敗することが 全部、よくないとは限らないんだ とマスターは伝える # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 失敗した方がいいってこと? # textflame 0 0 @ そういう意味じゃないよ とマスターは首を振る # textflame 0 0 @ ほら、あれを見てごらん とマスターは とある姫の戦闘を指し示した # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "surprise" @リサナウト あの姫は… さっき任務に失敗した姫じゃない # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 見てるだけじゃなくて 誰かが加勢した方がいいわ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "angry" @リサナウト じゃないと… …あっ! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト ほ、ほら! 魔獣の反撃を もらってしまったわ! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト いい?当主様 あの姫の周辺の時間を巻き戻して 勝利する未来を確定してみせるわ! # textflame 0 0 @ 待って、リサナウト とそれを止めるマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "surprise" @リサナウト どうして? # textflame 0 0 @ あの姫はまだ立ち上がれる まだ戦えるんだ とマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "angry" @リサナウト …っ! そんな苦労しなくていいでしょう! # bgm "stop" # textflame 0 0 @ リサナウト! 彼女を信じて、見守るんだ とマスターはリサナウトの手を掴む # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "surprise" @リサナウト …信じる、だけ? 力は使わないの? # bgmfile "bgm405" "BgmIntegralNoahEvent003" 0 # textflame 0 0 @ うん、大丈夫だよ とマスターは頷いて そのキル姫を見守った # textflame 0 0 @ 負傷して地に膝をついた キル姫だったが、次の瞬間には 武器を手に立ち上がっていた # textflame 0 0 @ 前回の失敗を生かし 今度こそはと武器を振るって 魔獣の群れを押し返していく # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …………っ! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …そう、勝ったの # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 私が時間操作しなくても あの子は立ち上がって、勝てたのね # textflame 0 0 @ 彼女は前の失敗を活かして 勝つことができたんだよ と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "sad" @リサナウト より力強く立ち上がって、 勝てたのね # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …当主様、私は…… 私は、みんなの役に立ちたかった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト でも私が時間操作をしていたら あの姫はあんなに力強くは きっと立ち上がれなかったわね # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …私の失敗だったわ、当主様 無理に成功させていたのが… 私の失敗 # textflame 0 0 @ そう言って、リサナウトは 悔しそうに俯いた # textflame 0 0 @ かとマスターが心配すれば 今度はパッと顔を上げて 明るい笑顔を向ける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "happy1" # voice 520301 "risanautr_ca_0002" @リサナウト この失敗を 過去に戻ってやり直して きていいかしら? # textflame 0 0 @ り、リサナウト…っ!? と慌てるマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "happy2" # voice 520301 "risanautr_ca_0004" @リサナウト …なんて、冗談よ 本気にしないで、当主様 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト …ねぇ当主様 あなたなら、たとえ私が失敗しても きっと信じてくれるんでしょう? # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 私ならより力強く 立ち上がれるって # textflame 0 0 @ もちろんだよ とマスターは力強く頷く # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "happy1" # voice 520301 "risanautr_ca_0030" @リサナウト そう言ってくれると思っていたわ… …ありがとう、当主様! よーし、見てなさい # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 今の私は、過去の私よりも きっと力強いわ! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト だから今の私なら 今までの私ができなかった 技も使えるはずよ! # textflame 0 0 @ そう言って リサナウトは斧を振り上げ 魔獣へと疾駆する # se "SE_0602" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト これが私の… 『誓約されし事象の炎斧』! ;;演出:リサナウトが魔獣へ向かって切りつける # fadein "white" 1 # textflame 0 0 @ すごい…! 魔獣をまとめて蹴散らすその一撃に マスターは感嘆の声を上げていた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 5203011 "happy2" # voice 520301 "risanautr_ca_0001" @リサナウト …聞いて、当主様 今までの私は闇雲に 力を使い続けてきたわ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 取りあえず時間を戻せば いいと思っていたの # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト だってほら 誓約を交わした 私の時間操作って完璧だから # textflame 0 0 @ 落ち込んでいるかと思えば リサナウトはそう言って どこか自慢げに胸を張った # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 今日の経験を経て 私がどう動くべきか 少しだけはっきり見えたかもしれない # textflame 0 0 @ 少しだけはっきり…? つまり、どっちだろう とマスターは困惑する # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 今日の経験を経て 私はどんどん強くなるってことよ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @リサナウト 言っておくけど これは予言じゃないわ 確定事象の報告に過ぎないの! # textflame 0 0 @ と自信満々に微笑むリサナウト # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 520301 "risanautr_ca_0005" @リサナウト それもこれもあなたのおかげ と言っても過言ではないわ ありがとう、当主様 # textflame 0 0 @ そう言って笑顔を向けるリサナウト 素直になるのは不慣れなのか どこか気恥ずかしそうにしている # textflame 0 0 @ 何はともあれ リサナウトはひとつ成長したようだ # textflame 0 0 @ どういたしまして とマスターは 微笑み返すのだった ;;一枚絵ボイス ;;★5 ;;リサナウト  「時間を巡り、見えない先を見続けた意味は、 ;;        きっとこの瞬間のためにあったのね。 ;;        そう、確定事象だったのよ」 ;;ボイス番号:risanautr_ca_kyara_0027 # textflame 0 0 # imagealpha 1 1 0 # imagepos 1 0 0 # fadein "white" 3 # buttonsout 0 0 # textwindow "close" # voice 520301 "risanautr_ca_kyara_0027" # frameout 0 1 # waitandnext 0.8 # fadeout "black" 1.5 # waitandnext 1.5