;;----------------------------------------- ;;■暴走ロンゴミアント キャラクエ シナリオ ;;【EP2】 ;;スクリプト最後の背景:平原 ;;背景:部屋 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "201_room" # bgmfile "bgm408" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- ;;ロンゴミアント・暴走 # body 5301011 # pos 5301011 3 # scale 5301011 0.8 0 # layer 5301011 2 # alpha 5301011 0 0 # mask 5301011 off ;;----------------------------------------- ;;暴走ロンゴミアント一枚絵 # imageset 0 "c5301011" # imagelayer 0 3 # imagealpha 0 0 0 ;;----------------------------------------- ;;【EP2】 ;;モノローグ # textflame 0 0 @ あれから数日後―― # move 5301011 3 0 # face 5301011 "usual" # alpha 5301011 1 0.5 # mask 5301011 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ……うぅ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 目を覚ますロンゴミアント ;;モノローグ @ そこはマスターの隊の宿舎だった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ……生き延びてしまった # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント また…始まる # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 哀しみと…絶望の世界が…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ――と、 そこにやってくるマスター 良かった~、目が覚めたんだね! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ しかし、 浮かない表情のロンゴミアント ;;モノローグ @ 彼女の看病をする中で、 マスターは尋ねる ;;モノローグ @ 必要以上に慣れ合うと、 余計な哀しみを生むことになるって 言ってたけど…どうして?と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 無言のままの彼女 ;;モノローグ @ マスターは言う 君はとても大きな哀しみを 背負ってるんだね? ;;モノローグ @ 話してくれないか? その哀しみを理解することは 出来ないかも知れないけど、 ;;モノローグ @ 分かち合うことは 出来るかも知れないから…と # voice 530101 "rhongomiant_bo_0022" # face 5301011 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ………分かち合う? # face 5301011 "usual" # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターの真っすぐな目を見て、 彼女は己の過去を語り始めた # bgmfile "bgm406" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 過去において、私は… 奏官の家系の キル姫として仕えていました # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 当時のマスター達は 私利私欲に溺れることはなく、 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 弱き者を守り、 自分達は決して奢らず、 私を大切に扱ってくれました # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 私はそんなマスターの 家系に仕えることに 誇りと喜びを感じ、 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント なにがあっても、 必ず彼らは守り通すと 誓っていました # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ですが…… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント マスター達は、守ってきた 街の人や仲間の奏官から裏切られ、 全員が殺されてしまったのです… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 私は…なんとかマスターを 守ろうとしました # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント でも、その願いは叶わず…… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 私は大切な人達が殺されるのを、 目の当たりにしました… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 私は絶望に暮れました… でも…… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 絶望は、それだけでは 終わりませんでした… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 街の人や奏官が裏切ったのは… マスター達が治めていた土地を 巨大なギルドに渡し… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント そこで、高い地位に 就くためだったのです…… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 私が慕っていたマスターは…… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 人間達の醜い私利私欲によって、 殺されてしまったのです…! # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 私は、思うようになりました # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント この愚かで虚構の世界は… 終焉を迎えた方が良いのだと…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 静寂の後、彼女がマスターに尋ねる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント いかがですか…? こんな黒い過去を… 分かち合うことは不可能でしょ…? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 暗く、重い目で マスターを見据える彼女 ;;モノローグ @ だが、マスターは答える ;;モノローグ @ 君は、この世界も 自分さえも消えてなくなればいいと 思っているようだけど… ;;モノローグ @ 君が前のマスターを 失った時と同じように… ;;モノローグ @ 君を失えば、僕も同じように とてつもなく哀しい気持ちに なるんだよ……と # face 5301011 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント …! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ その言葉に、 心動くロンゴミアント # face 5301011 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント で、でも… # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 口ではなんとでも言えます… 理想を語るだけでは、絶望にまみれた 醜い世界を変えることは出来ません ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そう言って、彼女は気づく # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント どうされたのですか…? よく見ると… 顔色が少し悪いようですが… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ なんでもないよ、 新しいタオル持ってくるね と、部屋を後にするマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント …? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ロンゴミアントは、 部屋の前を通った姫に尋ねる ;;モノローグ @ そして、驚きの回答を聞く # bgm "stop" # face 5301011 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント …そんな # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 私が倒れてから、 一睡もせずに看病を…? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 姫達がいくら変わると言っても、 マスターはこう答えたらしい # bgmfile "bgm404" "BgmIntegralNoahEvent003" 0 ;;モノローグ @ ロンゴミアントの哀しみを 消し去ることなんて出来ない 彼女自身が乗り越えるしかない ;;モノローグ @ だから僕は、 彼女に尽くしてあげるしかないんだ ;;モノローグ @ そう言って、寝ずに 看病してくれているらしい # face 5301011 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ………そんな人が… いるなんて… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 『君を失えば、僕も同じように 哀しい気持ちになるんだよ』 マスターの言葉を思い出す彼女 # voice 530101 "rhongomiant_bo_0017" # face 5301011 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 嘘じゃ…なかったんだ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ その目から、 一筋の涙がこぼれ落ちる ;;モノローグ @ そこに、帰ってくるマスター # face 5301011 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ………… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ どうしたの? 僕の顔になにかついてる? 尋ねるマスターに、彼女は言う # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント あなたのような人が、 大切な存在になるのは… 怖いです… ;;モノローグ # alpha 5301011 0 0.5 # textflame 0 0 @ それだけ言って、 彼女は布団で顔を 隠してしまうのだった # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # background "plain" # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # bgmfile "bgm400_1" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # textwindow "normal" @ 数日後―― ;;モノローグ @ 草原にピクニックの続きを 始めたマスターの隊 ;;モノローグ @ どの姫もとても楽しそうだ ;;モノローグ @ そして、そこには…… # move 5301011 3 0 # face 5301011 "usual" # alpha 5301011 1 0.5 # mask 5301011 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 姫達の輪を少し遠くから眺める ロンゴミアントの姿もあった ;;モノローグ @ そんな彼女にマスターは言う 君も輪に入って、楽しんできたら? # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ……… # voice 530101 "rhongomiant_bo_0030" # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント ありがとうございます # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント でも…まだ信じ切れずにいます # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 絆というものを # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント 世界は壊すべきなのか、 救うべきなのか…? # voice 530101 "rhongomiant_bo_0005" # face 5301011 "happy" # textboxarrow 0 2 @ロンゴミアント その答えは、マスター… あなたと旅をすることで 見つけ出そうと思います ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 微笑む彼女 その瞳には、希望の光が 宿り始めていた ;;■一枚絵指定 ;;背景:草原(昼) 空の部分が多く見える感じにしていただけると幸いです。 ;;表情:困った感じが入りつつも笑みを浮かべている感じです。 ;;構図:両手を胸に沿えている感じです。 ;;一枚絵ボイス: ※セリフは未FIX ;;ロンゴミアント「大切な人を失う恐怖……。 あなたと一緒にいると、忘れたい記憶を思い出し ;;そうでとても怖いんです……」 rhongomiant_bo_kyara_0026 ;;ホワイトアウト # textflame 0 0 # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 0 # fadein "white" 3 # buttonsout 0 0 # textwindow "close" # voice 530101 "rhongomiant_bo_kyara_0026" # frameout 0 1 # waitandnext 0.8 # fadeout "black" 1.5 # waitandnext 1.5