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;;ヒョウハ3_3
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# background "plain"
# bgmfile "bgm460" "BgmValentine002" 0
;;-----------------------------------------
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# imageset 1 "c5402021"
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# imagelayer 1 1
;;-----------------------------------------
;;背景：平原（昼）
# textflame 0 0
@
ヒョウハから受け取ったチョコを
大事に食べていたマスター

# textflame 0 0
@
ヒョウハは甘いものが苦手なのに
マスターのために
特別に作ったと言っていた

# textflame 0 0
@
きっと、いっぱい苦労して
作ってくれたんだろう
とマスターは感慨深い気持ちになった

# textflame 0 0
@
マスターは隊の姫達と
任務後の会話を楽しんでいる
ヒョウハへ視線を動かす

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# textboxarrow 0 2
# face 5402021 "normal"
@ヒョウハ
なに？
最近のあたしが調子いいって？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5402021 "happy"
# voice 540201 "hyoha_c_0005"
@ヒョウハ
ははっ！
あたしはいつだって超爆・好調だ！

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
これからもこの隊で
活躍してやるからなー！
どんどん頼ってくれよー！

# alpha 5402021 0 0.5
# textflame 0 0
@
と、隊の姫達に宣言するヒョウハ
事実、最近の彼女の動きは
とてもよくなっていた

# textflame 0 0
@
これまでのヒョウハは
無鉄砲に突撃しまくるという
戦い方だったが…

# textflame 0 0
@
今は、敵とちょうどいい距離を
計れるようになったのだ

# textflame 0 0
@
以前までのヒョウハだったら
中途半端だと言って
嫌っていた間合いだ

# se "SE_0602"
# textflame 0 0
@
彼女には、
樹令『紅焔の心緒』
という新たな力が身についたのだ

# alpha 5402021 1 0.5
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5402021 "normal"
@ヒョウハ
…あ！師匠ーッ！

# textflame 0 0
@
ふとマスターに気づいたヒョウハが
手をぶんぶんと振って
マスターの方へ駆けてくる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
あ！あたしの作ったチョコ！
まだ食べきってなかったのか？

# textflame 0 0
@
大事に食べてるんだ、とマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5402021 "happy"
@ヒョウハ
へっへー！そっか
味はどう？
特別に作ったんだけど、うまいか？

# textflame 0 0
@
満面の笑みで問いかけるヒョウハに
うん、美味しいよ
と返すマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 540201 "hyoha_c_0042"
@ヒョウハ
ふふんっ！
そうだろそうだろ！

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
超爆・甘いやつか
超爆・苦いやつにしようか
迷ったけど…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
師匠の口にあったなら
よかったよ！

# textflame 0 0
@
そう言って裏表なく
からからと笑うヒョウハ

# textflame 0 0
@
しかし彼女が素直だからこそ
マスターは思い悩む

# textflame 0 0
@
特別に作ったって
どういう意味だろう…と

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5402021 "surprise"
# voice 540201 "hyoha_c_0002"
@ヒョウハ
んー？
どうした師匠？
悩み事か？

# textflame 0 0
@
ずい、と顔を近づけてきた
ヒョウハに驚いて、
マスターは思わず後ずさる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
なんだ、師匠
顔、赤くないか？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 5402021 "angry"
@ヒョウハ
はっ！
さては風邪？
風邪を引いたのか、師匠！？

# textflame 0 0
@
ち、違うよ！
とマスターは慌てて否定する

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
なんだ、違うのか
じゃあ、どうしたんだ？師匠

# textflame 0 0
@
直接聞くのは失礼だよね…
とマスターからはもごもごと
悩むような声が漏れる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
悩みか？
悩みがあるのか、師匠！？

# textflame 0 0
@
ぐいぐいと追及してくる
ヒョウハに圧され
困り顔のマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ヒョウハ
前回はあたしが助けられたからな！
今度はあたしが力になってやる！

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 540201 "hyoha_c_0001"
@ヒョウハ
さぁ、言ってみろ、師匠！
さぁさぁ！

# textflame 0 0
@
いつの間にか手を握られ
マスターは逃げることもできない

# textflame 0 0
@
マスターはせめて目を瞑って、
ヒョウハとちょうどよい距離を
置こうとするのだが…

# textflame 0 0
@
瞼の裏には、あのとき
チョコを渡してきた彼女の姿が
焼きついているのだった…

;;⇒一枚絵ボイス
;;★６
;;「言いたいことがあるなら、はっきり言えよな。
;;あたし、白黒はっきりしない奴が大っ嫌いなんだ。
;;ぐだぐだ悩んでる時間ももったいないし、
;;行動あるのみっていうだろ？」
;;ファイル名：hyoha_c_kyara_ex_0003
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