;;【シノビナイトメアコラボ・ツクヨミ】 ;;【EP2】 # script "lisp" # background "plain" # bgm "bgm002" 0 # body 602211 # pos 602211 3 # mask 602211 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 602211 "usual" @ツクヨミ ふぅ~、これで全部かな? # textflame 0 0 @ ツクヨミが額の汗をぬぐいつつ マスターの方へと振り向く # serif 1 @異族 グギギ!! # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textflame 1 1 # face 602211 "surprise" # textboxarrow 0 2 # voice 6022 "tsukuyomi_0023" @ツクヨミ ほへっ!? # fadein "red" 0.5 # shake 0 0.5 # waitandnext 0.5 # face 602211 "angry" # voice 6022 "tsukuyomi_0009" @ツクヨミ もう… 邪魔っ # textflame 0 0 @ その苛烈な攻撃に面食らった マスターだったが、ツクヨミの 身を案じて駆け寄った # face 602211 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 6022 "tsukuyomi_0031" @ツクヨミ ぁ——ごめん、ごめんね # voice 6022 "tsukuyomi_0022" @ツクヨミ スサノオくん……ッ! # textflame 0 0 @ …彼女はその場にしゃがみ込み 人形のひとつを、悲し気に 撫でていた @ その人形の腕には傷が入り 中の綿が飛び出してしまっている # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 6022 "tsukuyomi_0015" @ツクヨミ わたしが…わたしが 油断しちゃったから… @ツクヨミ どんなことがあっても… 絶対、直してあげるから! 待っててね、スサノオくん……! # textflame 0 0 @ 痛ましささえ感じるその声音に マスターは声をかけることさえ 出来なかった… # textwindow "close" # fadeout "black" 3 # waitandnext 3 # background "town" # waitandnext 0.1 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;//場面転換 ;;//背景は街でお願いします # textwindow "nomal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ツクヨミ ぜんぜん、ダメ…… お人形の材料、見つからない… # textflame 0 0 @ 異世界ゆえの不便か 彼女の人形と同じ素材がなかなか 見つからない様子だった # textflame 1 1 # face 602211 "angry" # textboxarrow 0 2 @ツクヨミ …でも、あきらめないから すぐには無理かもしれないけど ちょっとずつでも、必ず! # textflame 0 0 @ そう言う彼女の表情は険しく 余裕が消えていた @ あの人形は彼女にとって それだけ大切なものであり 心の支えでもあったのだろう @ それを確信したマスターは 決意と共にひとり 街へと向かった… # face 602211 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ツクヨミ あれ〜 マスター、どこ行ったんだろ… # textflame 0 0 @ 街はずれでツクヨミが マスターを見つけたとき # serif 1 @異族 グギャギャ…グギャ! # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 602211 "usual" # voice 6022 "tsukuyomi_0006" @ツクヨミ や〜っと見つけた〜 @ツクヨミ まったくもうっ、ひとりで ふら〜っと出掛けちゃうんだから # serif 1 @異族 グギャ…ギギギ…!!! # face 602211 "angry" # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # voice 6022 "tsukuyomi_0009" @ツクヨミ うるさいな… ちょっと待っててよ まったく… @ツクヨミ 言いたいことは いっぱいあるんだけど… 今はこの子達の相手をしないと @ツクヨミ ちょっと待っててね、マスター すぐに片づけちゃうから! # textwindow "close" # fadeout "black" 2 # waitandnext 2 # background "town" # waitandnext 0.1 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textwindow "nomal" # face 602211 "normal" @ツクヨミ で、どーいうことなの〜? マスターがひとりで行動したら 危ないってわかってたでしょ? # textflame 0 0 @ ツクヨミは笑顔だったが その表情には非難の色が 見える気がした @ なので、素直に胸に抱いていた “荷物”を彼女に差し出す # textflame 1 1 # face 602211 "usual" # textboxarrow 0 2 # voice 6022 "tsukuyomi_0022" @ツクヨミ ん〜? これな〜に? # face 602211 "surprise" @ツクヨミ え?これって! # textflame 0 0 @ マスターから受け取った包みを開けて ツクヨミが驚きの声を上げる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 6022 "tsukuyomi_0023" @ツクヨミ これ、わたしのお人形で使ってるのと ほとんど同じ布っ!? @ツクヨミ あんなに探しても、 見つからなかったのに? # select "餅は餅屋ってね" "select_label_01" "探し物は得意なんだ" "select_label_02" "けっこう大変だった" "select_label_03" あんなに探しても、 見つからなかったのに? # label "select_label_01" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ツクヨミ わ、わたしも頑張って探したのに〜 # label "select_label_02" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ツクヨミ そうなんだ!ありがとう! # label "select_label_03" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ツクヨミ う…ごめんね〜 # label "select_label_end" # face 602211 "sad" # voice 6022 "tsukuyomi_0015" @ツクヨミ そっか… マスターはわたしのために… # face 602211 "surprise" @ツクヨミ でも、どうしてひとりで? え? …私事だから みんなに迷惑かけたくない? # face 602211 "normal" @ツクヨミ …あなたって、ヘンな人 # face 602211 "happy" # voice 6022 "tsukuyomi_0030" @ツクヨミ でも、ありがとう これでスサノオくんを 直してあげられる… # textflame 0 0 @ 彼女はそう言うと、 大事そうにその生地を抱きしめる @ それと同時に ツクヨミの身体から光がこぼれ あたりを優しく包み込んでいく # fadein "white" 1 # waitandnext 1 @ 光は次第に収束し、 彼女の腕の中にあった人形— スサノオくんへと流れ込んでいく # se "SE_0602" @ それはツクヨミが新たなスキル 『クレイジードールズ』 に覚醒した瞬間だった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 6022 "tsukuyomi_0004" @ツクヨミ スサノオくんも、 この布が気に入ったみたい # face 602211 "normal" # voice 6022 "tsukuyomi_0001" @ツクヨミ ね、マスター ひとつだけ、お願いがあるの @ツクヨミ この子を直すの、 あなたも手伝ってくれる? # textflame 0 0 @ マスターがもちろんと頷くと ツクヨミは優しく微笑んだ @ その笑顔はこれまでの緊張や不安から 解き放たれた、心からのもの— 少なくともマスターには、そう見えた # face 602211 "happy" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 6022 "tsukuyomi_0006" @ツクヨミ できた〜っ! やったよ、マスター! スサノオくん完全復活〜! # textflame 0 0 @ 笑顔と共に、ツクヨミが人形を こちらに掲げてみせる # imageset 0 "c602211" # imagealpha 0 0 0 @ そこには、もはや傷があったことすら 分からないくらい、完璧に修繕された スサノオくんの姿があった # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 0 # fadein "white" 3 # textwindow "close" # voice 6022 "tsukuyomi_kyara_0025" ;;音声:ツクヨミ 「わたしねえ、あなたのこと…気に入っちゃった!今度もうひとつ、お人形作ろうかなあ」