;;----------------------------------------- ;;パラケルスス ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "sea_palmbeach_night" # bgmfile "bgm388" "BgmSeaCall" 0 ;;----------------------------------------- # body 2101311 # pos 2101311 3 # scale 2101311 0.8 0 # layer 2101311 3 # mask 2101311 off # alpha 2101311 0 0 ;;----------------------------------------- # imageset 3 "bg_white_circle" # imagealpha 3 0 0 # imagelayer 3 1 # imagescale 3 1.5 0 ;;----------------------------------------- # textwindow "close" # fadein "black" 1 # se "SE_6126" # waitandnext 1.2 # alpha 2101311 1 1 # waitandnext 1 # face 2101311 "usual" # textflame 1 1 # textwindow "nomal" # textboxarrow 0 2 @パラケルスス 急に呼び出して、何の用だい? # textflame 1 1 @パラケルスス つまらない話なら わたくしは付き合わないぞ # textflame 1 1 @パラケルスス 君ならそれくらいのことは 分かっていると思うが # textflame 0 0 @ 花火をしよう と、線香花火を差し出すマスター # voice 1013 "paracelsus_0022" # face 2101311 "sad" # textflame 1 1 @パラケルスス 花火? …わたくしと? # face 2101311 "usual" # textflame 1 1 @パラケルスス …まったく、 君の研究心も見上げたものだ # textflame 1 1 @パラケルスス 花火を共にすることで、 わたくしについて 更に研究を深めようというのだろう? # voice 1013 "paracelsus_0032" # face 2101311 "smile" # textflame 1 1 @パラケルスス いいだろう 付き合うとするよ # fadeout "white" 0.5 # waitandnext 0.5 # effectbody 1001 42 -100 0 0 # effectstart 1001 ;;背景:線香花火 # move 2101311 4 0.5 # se "SE_6125" # fadein "white" 0.5 # textwindow "close" # waitandnext 0.8 # effectbody 1002 43 -100 0 0 # effectstart 1002 # textflame 0 0 # textwindow "nomal" @ 火をつけた線香花火は 火球の蕾ができ、 パチパチと火花を散らし始める # voice 1013 "paracelsus_0001" # face 2101311 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 3 @パラケルスス …まったく、君には本当に 驚かされてばかりだ。マスター # textflame 1 1 @パラケルスス このわたくしの知識を もってしても、君の行動は 未だ解明しきれないことばかりだ # textflame 1 1 @パラケルスス …思えば、初めから 君はそういう人物だったな # textflame 1 1 @パラケルスス 正直に言うと、 出会ったばかりの頃は 君に何の興味も抱いていなかった # textflame 1 1 @パラケルスス 無知で凡庸な人間で… わたくしが探求するに 足る相手ではないと # textflame 1 1 @パラケルスス しかし… # textflame 1 1 @パラケルスス わたくしは…間違っていた # textflame 1 1 @パラケルスス 君は、無知で凡庸で 己の身を守る力もない # textflame 1 1 @パラケルスス だがその一方で、 多くの者に慕われ、隊を束ねるに ふさわしい者として認められている # effectskip 1002 # effectbody 1003 44 -100 0 0 # effectstart 1003 # textflame 1 1 @パラケルスス その矛盾に、 わたくしは興味を引かれた # effectskip 1003 # effectbody 1004 45 -100 0 0 # effectstart 1004 # textflame 0 0 @ 線香花火の火は 激しく火花を散らし 文字通り、火の花を咲かせる # textflame 1 1 @パラケルスス 君を研究し始めて… わたくしは、君の力に気がついた # textflame 1 1 @パラケルスス 君はどんな困難な 状況でも下を向かず、 諦めない姿で周りを鼓舞し # textflame 1 1 @パラケルスス どんな強敵を前にしても 適格な者に的確な指示を出し 危機を乗り越えてきた # textflame 1 1 @パラケルスス それは…他者に気を配り、 己のすべきことを見抜き、 それを実行する力があってこそだ # textflame 1 1 @パラケルスス そしてわたくしは、君のその力に… 救われた面がある、と認めよう # textflame 1 1 @パラケルスス 君も知っての通り、 わたくしは他者を 不快にさせない物言いが苦手だ # textflame 1 1 @パラケルスス たとえ 言っていることは正しくても、 言い方で反感を買ってしまう # textflame 1 1 @パラケルスス わたくしは 間違っているわけではない 故に己を変える気はない # textflame 1 1 @パラケルスス …しかし、時には新たな手法を 取り入れた方が 効率が良くなることを知った # textflame 1 1 @パラケルスス 他のキル姫達と共に ビーチサッカーを行った時に、 君がわたくしに気付かせたのだ # textflame 1 1 @パラケルスス お陰であの場はうまくいき、 わたくしは新たな視点を手に入れた # textflame 1 1 @パラケルスス …適切な対処を導く 君のその観察眼が あの結果を生んだのだ # textflame 1 1 @パラケルスス 君は研究熱心で… その研究結果は評価に値する # effectskip 1004 # effectbody 1005 46 -100 0 0 # effectstart 1005 # textflame 1 1 @パラケルスス …わたくしに対する研究でもな # effectskip 1005 # effectbody 1006 47 -100 0 0 # effectstart 1006 # textflame 0 0 @ 線香花火の火花が丸みを帯び 静かで淡い光に変わる # textflame 1 1 @パラケルスス 二人で、博物館へ 行った時のことは覚えているかい? # textflame 1 1 @パラケルスス 君が行き先を決めた 逢引きにしては 色気のない選択ではあったが # voice 1013 "paracelsus_0004" # face 2101311 "smile" # textflame 1 1 @パラケルスス わたくしは………… とても、嬉しかった # textflame 1 1 @パラケルスス 場所の選択が 良かったことも、確かにある # textflame 1 1 @パラケルスス 博物館というものは、 わたくしが探求するにふさわしい 叡智の宝庫たる施設だからな # textflame 1 1 @パラケルスス だが、わたくしにとって 最も嬉しかったのは… # textflame 1 1 @パラケルスス …君が、何も言わずとも わたくしの好みを把握し、 連れて行ってくれたことなのだ # textflame 0 0 @ 僅かに瞳を潤ませながら 囁くように語るパラケルスス # textflame 0 0 @ その顔は、薄暗い中でも 容易に伺えるほどに赤く染まっていた # effectskip 1006 # effectbody 1007 48 -100 0 0 # effectstart 1007 # textflame 0 0 @ 線香花火の火花が消え、 火球だけが残る # effectskip 1007 # bgm "stop" # textflame 0 0 @ つかの間の沈黙の中で、 マスターは意を決して パラケルススを見つめた # voice 1013 "paracelsus_0022" # face 2101311 "sad" # textflame 1 1 @パラケルスス な、なんだ…? 急にそんなにじっと見て… # textflame 0 0 @ パラケルスス… ;;選択肢 # select "僕と誓約を結んでほしい" "select_label_01" パラケルスス… # label "select_label_01" # labeljump "select_label_end" # voice 1013 "paracelsus_0023" # textflame 1 1 @パラケルスス …………っ!? # label "select_label_end" # textflame 1 1 @パラケルスス わ、わたくしと、誓約を…? # voice 1013 "paracelsus_0032" # face 2101311 "smile" # textflame 1 1 @パラケルスス …いいだろう 君がこの先もずっとわたくしに ついて研究したいと言うならば # textflame 1 1 @パラケルスス わたくしもそれに応えよう 無論、わたくしにも君についての 研究を変わらず続けさせてもらうが # bgmfile "bgm388" "BgmSeaCall" 0 # textflame 1 1 @パラケルスス …誓ってくれるかい、マスター # textflame 1 1 @パラケルスス わたくしを見捨てず、 共に研究しあい、互いについての 知識と…心を深めあい続けることを # textflame 0 0 @ それを聞いたマスターは頷き、 誓うよ と宣言する # sestop "SE_6125" # textflame 0 0 @ 同時に、線香花火の 火球が地面へと落ちる # subfillrect 1 "black" 2 0.2 0 # fadeout "white" 2 # waitandnext 2 # effectskip 1001 # alpha 2101311 0 0 # subfillrect 0 "white" 0 0 0.5 # imagealpha 3 0.4 0 # imagepos 3 0 0 # textwindow "close" # fadein "white" 2 # waitandnext 2 # move 2101311 3 0 # alpha 2101311 1 0.5 # textwindow "nomal" # textflame 0 0 @ 地面に落ちた火球から 光りが広がり、 # textflame 0 0 @ マスターと パラケルススを包んだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @パラケルスス 君のバイブスと、 わたくしのキラーズが 深く繋がっていく… # textflame 1 1 @パラケルスス 形容しがたいこの高揚感で 胸が苦しい…。また君に 新たなものを教えられてしまった # textflame 1 1 @パラケルスス これが『幸せ』… そして誓約を交わす ということなのだな… # textflame 1 1 @パラケルスス 君はもはや“マスター”の域を超え 研究対象の域を超え…唯一無二の わたくしの誓約者だ。マスター…っ! # textflame 0 0 @ こうしてマスターと パラケルススの誓約は 結ばれたのだった # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2