ロストラグナロク編
少女たちの物語
Story
Character
World
天使を取り入れた人々が暮らす国、ハルモニア教皇国。徹底した階級制度を敷いており、数値化された社会貢献度により役職や立場が決められている。他者への慈愛といった人間性も数値として考慮される、潔癖的な管理社会。管理されていないものは“悪”であり、全世界を管理することが国家目標のため、他国への侵略も容易かつ無慈悲に行う。
悪魔を取り入れた人々が暮らす国、ケイオスリオン帝国。王家が最も強いという意味では中央集権的だが、実力至上主義であり、各領主の裁量が大きい。他の種族のことは基本的に無関心で、危害が加えられない限り相手にしないが、欲しいと思う斬ル姫が他種族にいる場合は平然と強奪に出る領主も多い。
幻獣を取り入れた人々が暮らす国、トレイセーマ共和国。選挙で選ばれた13人の主導者により運営される、自然共生委員会を最高議決機関とした共和制が敷かれ、多様な種族をまとめるための方策として極端な“公平”主義を取る国家。表向きの情勢は穏やかであるが、力による反抗を徹底して排除した歪な形で国家は安定している。