緑パッチや怪盗パッチとかの大陸を周回させる改造で、\\ 後半の道が引かれなくなるバグが発生することが有ります。\\ \\ 原因:道のワークメモリ(IRAM)がいっぱいになるためです。\\ \\ \\ メモリ(IRAM)の 0x03005315 - 0x03005333 に、道IDらしきものが格納される。\\ \\ 怪盗パッチで一度もリセットせずに進めた場合\\ 03005310:00 00 00 00 00 01 09 02 03 04 05 06 07 09 08 0a 03005320:0b 0c 09 0e 0f 10 11 12 16 0e 0f 10 11 12 13 14 03005330:15 17 18 19 20 00 00 00 16 00 00 00 00 00 4c 36 \\ 怪盗パッチで最後の方でリセットした状態\\ 03005310:00 00 00 00 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 0a 0b 03005320:0c 0e 0f 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ff ff ff 03005330:ff ff ff 19 20 00 00 00 16 00 00 00 00 00 4c 36 \\ 道を何度も表示すると、道のワークメモリに同じ値が追記される。\\ また、本来ならば消えている道を消さなければワークメモリに詰まれる。\\ それによって、本来 ff と空き領域にならないといけないワークメモリが汚染される。\\ そのため、道を新たに引きたくても、ワークメモリ不足になり、道が引けなくなるのではないか?\\ \\ ==== なぜ、リセットすれば直るのか? ==== このワーク領域は、セーブデータではないらしい。\\ セーブデータは別に有り、リセットしてロードすると\\ セーブデータから、道情報が再構成され、重複値が消える。\\ リセットすると、 後半のff領域が復活しているのがわかる。\\ そのため、ワークメモリに空きが出来、道が引ける。\\ ==== 大陸を周回させる改造を行う場合の注意点 ==== 大陸を周回させる改造を行う場合は、\\ メモリ 03005310~ を表示させながら、重複した道が引かれないかを確認しながらやる必要があります。\\ もしくは、ここにデータを格納するコードを直して、重複分は無視するようにプログラムを直すとか。\\ いやらしいのは、リセットすると、空間が綺麗になってしまうので、発見しづらいこと。\\ まじめにプレーしていると、たいてい後半の高難易度ステージは、1度ぐらいはリセットするから、発見できません。\\ ステートセーブを使うと、一度もリセットしないプレーとなるので、このバグに陥りやすいです。\\