プレーンHTML | Wikiマークアップ
guide:febuildergba:febuildergbaを利用する上で必要になるツールの入手方法

FEBuilderGBAを利用する上で必要になるツールの入手方法を説明します。

OS

FEBuilderGBAはC# 4.0で書かれています。
win7以上を推奨します。

もし、XPなどの古いPCをお使いの場合は、数万円もって家電屋さんに行くと、win10が搭載されたノートPCを買えるでしょうから、苦労するぐらいなら買い換えましょう。

Linux/monoでの動作については不明ですが、動きそうな気もします。

必須ツール

7z

FEBuilderGBAは、7zで圧縮されています。

7zを圧縮するツールはいろいろありますが、私はnoahをお勧めします。
http://www.kmonos.net/lib/noah.html

VBA-M

GBAエミュレータです。
動作確認に利用します。
VBA-Mを推奨しますが、他のエミュレータでも、かまいません。
https://sourceforge.net/projects/vbam/

sappy

音楽プレイヤです。
FEBuilderGBAからは、音を再生するのに利用します。
古のVB6でかかれているので、インストールが結構面倒です。
幸いなことに、インストーラーがあるので利用すると楽に導入できます。
http://feuniverse.us/t/sappy-working-version/153

あった方がよいツール

Event Assembler

魔法システムなどの大きいパッチは、EAで実装されていることが多いので、あったほうがいいです。
FEBuilderGBAからは、実行→Event Assemblerで追加 で、安全に起動することもできます。
http://feuniverse.us/t/event-assembler/1749

Ver11.1以降が必要です。
古いバージョンでは、symOutputオプションが利用できないというエラーが発生します。

no$gba debugger

GBAデバッガーです。
arm asmに挑戦したい人はインストールしましょう。
ブレークポイントが設定できるので、コードを理解するのに役立ちます。
http://problemkaputt.de/gba.htm

各ツールの設定方法

StepA1

“設定” → “オプション”を選択します。
i.imgur.com_lstjxn3.jpg

StepA2

“パス”タブに、各アプリケーションを設定していきます。
i.imgur.com_hfc0im0.jpg

StepA3

“エミュレータ”に、 VBA-M を設定してください。
ここに設定したエミュレータは、F5キーを押せば呼び出されます。
i.imgur.com_swouqj4.jpg

StepA4

no$gba-debuggerを利用する場合は、“エミュレータ2”に設定してください。
エミュレータ2は、Ctrl+F5キーを押せば呼び出されます。
i.imgur.com_aobahjf.jpg

StepA5

“sappy”に、sappyを設定します。
sappyは、それぞれの項目にある“♪”ボタンを押せば自動的に呼び出されます。
i.imgur.com_646geir.jpg

StepA6

EventAssemblerを利用する場合は、“Event Assembler”に設定します。(core.exeの方を設定します。)
EventAssemblerは、EAを利用するパッチをインストールするときに自動的に呼び出されます。
また、メニューの“実行”→“Event Assemblerで追加” から、呼び出すことができます。
i.imgur.com_hkxkzsq.jpg

StepA7

設定が終わったら、“保存”ボタンで、結果を確定します。
i.imgur.com_dztkxsf.jpg

StepA8

さっそく、試してみましょう。
F5キーを押してください。 VBA-M が起動するはずです。
i.imgur.com_t0fpme1.jpg

StepA9

“マップ設定”や“ソングテーブル”にある、“♪”ボタンをクリックすると、sappyで曲が再生されます。
i.imgur.com_xdtl1v3.jpg

そのほかのツールの紹介

FEBuilderGBAからは呼ぶことはないのですが、改造FEをやる上で便利なツールをいくつか紹介します。

EDGE

画像のパレットを正しく扱えるツールなので、インストールすることをお勧めします。
http://takabosoft.com/edge

Tiled Map Editor

マップエディターです。
FEBuilerGBAにもマップエディタはありますが、より高度なものを利用したい方は利用してください。
マップを tmx形式で出力すると利用できます。
http://www.mapeditor.org/

世界樹

フリーのmidi編集ソフトです。
http://openmidiproject.osdn.jp/Sekaiju.html

UTF-8が扱えるテキストエディタ

メモ帳しか使っていない人はいないと思いますが、UTF-8が扱えるテキストエディタをご利用ください。

色々なエディタがあるので、自分で好きなものを選んでください。
個人的には、サクラエディタが好きです。

goldroad

日本の改造で主に使われている逆アセンブラです。
masmに近い構文で記述できます。
https://www.romhacking.net/utilities/343/

devkit pro

海外の改造で主に使われているアセンブラです。
gnu/gasをベースにしているようです。
https://sourceforge.net/projects/devkitpro/

lyn

EAのelfリンカーです。
lynを利用して書かれているパッチを利用するときに必要になります。
lyn.exeをダウンロードして、EAのToolsディレクトリにコピーしてください。
https://github.com/StanHash/lyn/releases

mid2agb

midiをGBAで利用できる形式に変換するツールです。
FEBuilderGBAにもmidiを変換する機能がありますが、複雑なmidiだとループを正しく表現できないことがあるので、mid2agbを利用するのが一番正確です。
ただ、このプログラムは、理由によりリンクを貼れません。
利用したい場合は、googleで探してください。

retdec

逆コンパイラです。
asmをCに変換するために利用します。
必要であれば、以下のURLからダウンロードしてください。
実行には、python3が必要です。
https://github.com/avast-tl/retdec/releases

テキスト読みげ

FEBuilderGBAには、テキストを合成音声で読み上げる機能があります。
日本語の誤字脱字を見つけるには、声に出して読み上げるのが一番です。

合成音声による読み上げには、SAPI5ではなく、SAPI 11が必要です。
Microsoftの公式から2つのファイルダウンロードしてください。

ランタイム SpeechPlatformRuntime.msi
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27224

各種言語データ
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27224

日本語の場合、「はるか」を利用します。
MSSpeech_TTS_ja-JP_Haruka.msi (日本語、女性、はるか)

参考
http://mahoro-ba.net/e1541.html
http://mahoro-ba.net/e1590.html

以上

guide/febuildergba/febuildergbaを利用する上で必要になるツールの入手方法.txt · 最終更新: 2019/02/20 10:33 by 211.14.62.193