10013204 マサムネストーリー 『天空心眼断』
あれから数日が経った
【マサムネ】 ……ふぅぅぅ
【マサムネ】 ふん!
目にも止まらぬ速さで、 積み木の一つを引き抜く マサムネ
【マサムネ】 …む、主君 見てらしたのですか?
【マサムネ】 御覧の通り… もう積み木を微動だにさせず 引き抜くことが出来ます
【マサムネ】 これも主君のおかげ
【マサムネ】 主君の御言葉が… 拙者に光を照らしてくれたからで ございます
【マサムネ】 ふふ、もぅ… 主君にも負けませぬぞ?
選択肢:
- じゃあ一勝負…する? → select_label_01へ
- お?自信満々だね? → select_label_02へ
- ふふ、僕に挑戦するとはいい度胸だね → select_label_03へ
ふふ、もぅ… 主君にも負けませぬぞ?
select_label_01:
【マサムネ】 望むところにございます!
select_label_02:
【マサムネ】 主君のお陰ですが…勝負は勝負! 勝たせて頂きます!
select_label_03:
【マサムネ】 男は度胸、女も…度胸にございます!
select_label_end:
マスターとマサムネ… 『時円雅』対決の 火蓋が切って落とされた
【マサムネ】 弱点は見えるようになった… それ以外を引けば…
【マサムネ】 はっ!
まったく危なげなく 引き抜かれる積み木 勝負は長期戦へともつれ込む
【マサムネ】 さすがは主君 相当の手練れ…しかし、 ここで負けるわけには…
【マサムネ】 ひゃっ!!
均衡を破り、 崩れ落ちる積み木の塔
【マサムネ】 しゅ…主君! 拙者が引き抜こうとした手に 触れるとは…反則にございますぞ!
顔を真っ赤にして、マサムネが怒る
【マサムネ】 …はっ! そ…そういうことか!
【マサムネ】 目の前の敵の弱点を見るだけではなく …敵将の弱点を見抜くことこそが… 勝利への鍵!!
【マサムネ】 くっ…拙者が“うぶ”だと思い… て、手に触れるとは…! 卑怯なり!
【マサムネ】 しかし、今ので開眼した! その真理を使った奥義… 『天空心眼断』完成だ!!
彼女の手が光に包まれた それは新たな技の 誕生の瞬間だった
【マサムネ】 もぅ負けませぬぞ、主君! 次こそは…
【マサムネ】 あぁっ!!
彼女の言葉とは裏腹に、 すぐさま崩れ落ちる積み木
【マサムネ】 先程の主君の手の感触に… まだドキドキしておるッ! もう、やだッ!!
まだまだ、うぶなマサムネに 爽やかな可愛らしさを感じる マスターだった
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