10015302 マサムネストーリー 理想の姿
【マサムネ】
…………
あれからは文句を言わず 黙々と料理を作っている マサムネ
【マサムネ】
…え?
真剣…?
【マサムネ】
そ…それはそうでござる!
【マサムネ】
しゅ…主君に…
おいしい料理を
振舞いたく思うし…
【マサムネ】
また、いつぞやのように
失敗はしたくないゆえ…
【マサムネ】
主君に…いつまでも…
出来ぬ女子(おなご)と…
思われたくないのだ…
潤んだ瞳で見つめるマサムネ
厨房を包む沈黙 耐えられなくなったマスターが 口を開いた
選択肢:
- どんな花嫁さんになりたいの…? → select_label_01へ
- 理想の結婚生活とか…ある? → select_label_02へ
- マサムネは良い奥さんになりそうだな → select_label_03へ
厨房を包む沈黙 耐えられなくなったマスターが 口を開いた
select_label_01:
【マサムネ】
な…!なにを突然…!
手元が狂ってしまいまする!
select_label_02:
【マサムネ】
け…結婚!?キ…キル姫に…
そのようなものが…!
select_label_03:
【マサムネ】
お…奥さん!?
キル姫である拙者がそのような…!
select_label_end:
【マサムネ】
戦に生き、戦に死ぬ…
それがキル姫にござる…
【マサムネ】
誰かに添い遂げる人生など…
望めるはずもありませぬ
【マサムネ】
されども…
【マサムネ】
主君に見守られ、
このような姿にて料理ができ…
ほんの束の間でござるが…
【マサムネ】
その気分を味わう事が出来申した
【マサムネ】
今日という日は…
拙者の大事な想い出になった
【マサムネ】
礼を言いまする
と、微笑む彼女
【マサムネ】
うむ!
間もなく出来るゆえ、
しばしお待ちを!!
包丁を握る彼女の手に、 一段と力がこもった
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