10015404 マサムネストーリー 『天津星半月斬り』
【マサムネ】 またこの衣装を着ることになるとは… マサムネ一生の不覚!
【マサムネ】 次回に着るのは 本当の結婚式と決めていたのに…
それにしても… またその姿が見られるなんて なんだか嬉しいよ
【マサムネ】 !? しゅ、主君は嬉しいのですか?
そりゃ、嬉しいよ いつもと違う一面のマサムネが 見られるんだから
と、 妙に笑顔を見せるマスター
【マサムネ】 む…もしや、 また水を被る羽目になったのは 主君のしわざなのか!?
【マサムネ】 そういえば今回は街歩きをしていて 突然、2階からタライごと水を被った …そんな不自然なことあるだろうか?
【マサムネ】 い、いや… 主君を疑うなんて万死に値する! 狼狽えるな…マサムネよ
着替えがなくて困るより たまたまこれを持っていたことに 感謝しようよ
マサムネはお腹を壊しやすいんだし 冷たい服をいつまでも着ていたら きっと具合悪くなっちゃうよ
【マサムネ】 主君…
【マサムネ】 主君のありがたい気遣い… このマサムネ解っておりませんでした
【マサムネ】 このマサムネ、 主君のために温かい食事を いますぐ作りますゆえ!
【マサムネ】 己の羞恥や願望ばかり優先し、 主君の気持ちを汲み取れなかった… 自分が情けない!
マサムネはその気持ちを 料理いや…刃に込めた
【マサムネ】 せぃあっ!
すさまじい勢いで 包丁を振る彼女
【マサムネ】 これは…! また新たな境地が!!
【マサムネ】 新奥義! 『天津星半月斬り』!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【マサムネ】 さあ、できたぞ! 主君!!
選択肢:
- 真剣な顔してたけど…また願いごと? → select_label_01へ
- 前より随分早く出来たね! → select_label_02へ
- マサムネの包丁さばきは凄いね… → select_label_03へ
さあ、できたぞ! 主君!!
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【マサムネ】 いえ… 願いではなく…反省の念を…
select_label_02:
【マサムネ】 え…? 反省しながら夢中で行っただけで…
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【マサムネ】 そんな… 凄いことなんてありませぬ… 反省ばかりで…
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反省って、どうしたの?
【マサムネ】 主君に… あらぬ疑いをかけて しまったことの反省です
【マサムネ】 主君がわざと… この衣装を着せるために 水を被る事態を起こしたのではと…
【マサムネ】 …………
あれ、バレちゃった?
【マサムネ】 …っ!!
【マサムネ】 …しゅ、主君…いま、なんと!?
マサムネのウェディング姿が もう一度見たくて、 ちょっといたずらしちゃったんだ
【マサムネ】 な、なぜ、そのようなことを!!
【マサムネ】 次に婚礼衣装を着るのであれば、 本番…そう、本当の花嫁として 着たいと思っていたのに!!
【マサムネ】 ……あ
その言葉に思わず 見つめ合うふたり…
本当は前回、 “願い”を聞けなかったから 聞きだしたかったんだ
【マサムネ】 主君…!!
【マサムネ】 …………
【マサムネ】 もう… 拙者の顔をこれ以上、 赤くしないでくだされ…
そう言ったマサムネは どんな花嫁よりも初々しく 可愛らしい表情をしていた
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