10016201 マサムネ_黒_ストーリー 拙者はただの武器
かの黒奏官の元を離れ、 新しくマスターの隊に 加入したマサムネ
【マサムネ】
主君は…拙者がお守りする！！
【マサムネ】
せぃあっ！！
戦場で凛々しく異族を殲滅していく その姿に憧れるキル姫も多い
しかし…
【マサムネ】
下がっていろ
主君を守るのは拙者の役目
そのものの言い方に、 少なからず怒りを 感じている者もいるようで
戦闘中に手を貸してもらっても…
【マサムネ】
礼は言わぬ
【マサムネ】
我らはただの武器
破壊されたら、
ただそれまでのこと
【マサムネ】
そなたも余計な体力を使うくらいなら、
主を守ることに集中されよ
【マサムネ】
なんだ？拙者に文句があるのか…？
我らはあくまで
主君をお守りするのが役目
【マサムネ】
くだらぬ言い争いは
ご免こうむりたいのだが
業の影響もあってか、 彼女の言葉や醸し出す雰囲気は、 いつもどこか怒気を含んでいた
そんなある日…
【マサムネ】
なんでござるか、マスター？
拙者になにか用でも…
隊のみんなと 上手くいっていない彼女に、 マスターは声を掛けてみた
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