10016202 マサムネ_黒_ストーリー 収まらない怒り
【マサムネ】 なにゆえ…? それは、隊の者に 穏やかに接しろと…?
【マサムネ】 主君はそう仰りたいのでござるか?
【マサムネ】 …………
【マサムネ】 拙者は… いや、拙者だけではござらぬ
【マサムネ】 我らキル姫は、 主君をお守りする一振りの刀 馴れ合いは無用にございます
選択肢:
- 馴れ合えって言ってるんじゃなくて… → select_label_01へ
- 助け合いの精神と言うか… → select_label_02へ
- きみも困った時に… → select_label_03へ
我らキル姫は、 主君をお守りする一振りの刀 馴れ合いは無用にございます
select_label_01:
【マサムネ】 キル姫は主君の武器にございます、 交流は不要かと…
select_label_02:
【マサムネ】 キル姫が助けるのは…我が主… それだけが真実でございます
select_label_03:
【マサムネ】 助けてもらいたいとは… 思っておりませぬゆえ
select_label_end:
納得してくれない彼女に、 「でもね…」とさらに 説得を続けようとするマスター
しかし…
【マサムネ】 拙者は…!
マスターの言葉を遮り、 彼女が少し声を荒げた
【マサムネ】 拙者の背負いし業は “憤怒”という名の大罪…
【マサムネ】 だからと言うわけではありませぬが… 隊の姫達に憤りを感じることが 少なくありませぬ
【マサムネ】 我らの使命は主君に忠義を尽くすこと
【マサムネ】 なのに中には主君に我がままを 言ったり、時には反抗的な 態度を取る姫もおります
【マサムネ】 あのような馴れ合い…
【マサムネ】 正直…怒りすら覚えることもあります あの者達が主を守るキル姫だとは… 拙者は認められませぬ…
そう言って立ち去るマサムネだった
それから数日後
マスターの隊は、 街へ買い物へ
【マサムネ】 主君の御言葉なら 致し方あるまい…
…と、マサムネも同行していた
だが、和気あいあいと話す みんなとは裏腹に、彼女は 一行から距離を取って歩いている
【マサムネ】 …やれやれ、うるさい連中だ やはり馴れ合いは…好かぬ
そんな中、マスターに 「そっちは危ない」と言われたのに、 言う事を聞かず進んでいく姫が
【マサムネ】 また…! あのような者がいるから…
彼女を咎めようとした矢先…
【マサムネ】 …! あれは…!
巨木に潜んでいた 大量の吸血コウモリが、 彼女に向かって襲い掛かった
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