10016203 マサムネ_黒_ストーリー 『黒式・一紅閃』
マスターの忠告を聞かず、 勝手な行動を取ったばかりに、
【マサムネ】 吸血コウモリ…!
その大群に襲われそうになっている 一人のキル姫
隊の姫達が助けようにも、 この距離では間に合わない
マサムネは…
【マサムネ】 ふん、主君の忠告を守らず 勝手なことをするからだ 自業自得だ…
…と言いつつも、その体は 目にも止まらぬ速度で 吸血コウモリの群れに突進していた
【マサムネ】 せぃあっ!!
そして、恐るべき峰打ちの連撃で コウモリの群れを退けたマサムネ
それは彼女の新たなる奥義 『黒式・一紅閃』 誕生の瞬間でもあった
【マサムネ】 はぁ…はぁ… い、今のは…
選択肢:
- 自分でも驚いたんじゃないの? → select_label_01へ
- 自分でも信じられないみたいだね → select_label_02へ
- それが君の本心なんだよ → select_label_03へ
はぁ…はぁ… い、今のは…
select_label_01:
【マサムネ】 せ…拙者は…なぜ、あのような…
select_label_02:
【マサムネ】 拙者が…人助けを…
select_label_03:
【マサムネ】 ほ…本心…?それは一体…
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助けられた姫がマサムネに 「ありがとう」と礼を言う
【マサムネ】 …!
【マサムネ】 礼を…拙者に礼を言ってくれるのか? ずっと…ひどいことを言っていた 拙者に…
だって君は本当は…優しいから みんな、それを知ってるんだよ …と、マスターが彼女に告げる
【マサムネ】 …! 優しい…? 拙者が…?
憤怒の業を背負わされただけで、 その心は優しさに満ちている 僕はそう思うよ
【マサムネ】 し、しかし…! 拙者は主君の刃…!
君は道具なんかじゃない 僕らの仲間だ
【マサムネ】 !!
【マサムネ】 仲…間…?
【マサムネ】 拙者を道具ではなく… 対等の存在として… 扱ってくれるのですか…?
【マサムネ】 ……あ…
彼女の目から熱いものがこぼれ落ちた
【マサムネ】 し…しかし…
という事で、改めてよろしく! と彼女の肩に手を置くマスター
【マサムネ】 な…なりませぬ! せ…拙者は…主君の… 主君の……うぅぅ…
こぼれる涙が止まらない マサムネだった
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