10016204 マサムネ_黒_ストーリー 『黒式・石砕ノ陣』
あれから数日が過ぎた─
マサムネはマスターに 己の心の内を話していた
【マサムネ】 正直…
【マサムネ】 どうしていいか分かりませぬ 急に…仲間だと言われも…
【マサムネ】 でも…
【マサムネ】 嬉しかった
【マサムネ】 これまではずっと… 自分は仕える主の刃… 武器…
【マサムネ】 それ以上でも、 それ以下でもないと 思っていたから…いや…
【マサムネ】 思い込ませていたから…
【マサムネ】 でも…あなたは違った… 拙者を道具ではなく… 一人の仲間として…
【マサムネ】 友として…
【マサムネ】 そう感じたら… また新たな力が 湧いてきたのです
【マサムネ】 せぃあっ!!
目にも止まらぬ連撃の嵐
【マサムネ】 『黒式・石砕ノ陣』!見参!!
それはまさしく 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【マサムネ】 あ、あの時は… 泣いてしまって 答えられませんでしたが…
【マサムネ】 今回は拙者から言わせて頂きます
【マサムネ】 という事で… 改めてよろしくお願い 致しまする、主君
こちらこそよろしく! マサムネの頭にポンと 手を置くマスター
選択肢:
- あ、あれ…?どうしたの!? → select_label_01へ
- な、なんでまた…!? → select_label_02へ
- そ、それ…! → select_label_03へ
こちらこそよろしく! マサムネの頭にポンと 手を置くマスター
select_label_01:
【マサムネ】 …!あ、あれ…?自分でも…
select_label_02:
【マサムネ】 …!わ、分かりませぬ…!
select_label_03:
【マサムネ】 …!あ…ま、また…!
select_label_end:
【マサムネ】 また涙が…!
目元を拭う彼女
【マサムネ】 くっ…!いかん、いかん!!
【マサムネ】 仲間としても認めてもらったのに… すっかり弱くなってしまった みたいだ…!!くぅっ…!
彼女の涙を、 指で拭ってあげようと するマスター
【マサムネ】 な、なにをするのですかーっ!?
と真っ赤な顔で怒るマサムネ
しかし、その怒りは 背負わされた業… “憤怒”とは全くの別物だった
【マサムネ】 や…やめて下さい! もぅ…恥ずかしい…!!
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