10027203 体操服レーヴァテインストーリー 『負けらんない！』
【レーヴァテイン】
ん…な、なによ
真面目な顔しても
アドバイスは聞かないわよ
…と口ではいうものの しっかり立ち止まってくれるあたり やっぱりいい子なのかもしれない
選択肢:
- 苦しい時ほど練習の内容を忘れずにね → select_label_01へ
- 合言葉は、前へ前へ、だ → select_label_02へ
- フォームのチェック、しっかりね → select_label_03へ
…と口ではいうものの しっかり立ち止まってくれるあたり やっぱりいい子なのかもしれない
select_label_01:
【レーヴァテイン】
…忘れたことなんてない、うるさい
select_label_02:
【レーヴァテイン】
そんなの当たり前でしょ、バカなの？
select_label_03:
【レーヴァテイン】
いつもしてる、余計なお世話
select_label_end:
【レーヴァテイン】
その程度のアドバイスに
何の意味があるの？
思い上がらないで…
スタートラインに立つレーヴァテイン 完璧なスタートを切り 一気に加速していく
【レーヴァテイン】
（50…60…70…
わかってる…スピードが
落ちるのはここから…）
【レーヴァテイン】
…こんなときに、またあいつの顔？
最近いつもこうだ…
タイムが遅くなったのはあいつのせ…
苦しい時、いつも浮かぶ顔 でも今日は、少し違った なにかを語りかけてくる…
【レーヴァテイン】
…走る前のアドバイス
そっか、私…
レーヴァテインの上半身が しっかりと前に倒れる
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【レーヴァテイン】
最後の30mで苦しくて…
フォームが崩れていたんだ…
気づかなかった…
【レーヴァテイン】
本当の敵は己にあり、か
『負けらんない！』…
終わってみればストップウォッチは 過去最高タイムを記録していた 我がことのように喜ぶマスター
【レーヴァテイン】
…はしゃぎすぎなんだけど
おかしな人…
はぁ、喉乾いた
ドリンクを珍しく忘れたらしい レーヴァテインは、グラウンドの 水飲み場に向かう
【レーヴァテイン】
…なに見てるの？
飲みづらいんだけど
こんなときまで嫌がらせ？
マスターは必死になって否定する 君から目が離せないだけ なんだか放っておけなくて、と
【レーヴァテイン】
…それが、
私につきまとう理由？
特に次の言葉はなく レーヴァテインは一心に 水を飲みだした
落ち着いたのか、 もう一度、顔だけこちらに向ける
拗ねているような 戸惑っているような 不思議な表情を
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