10027204 体操服レーヴァテインストーリー 『限界なんてない!』
自己ベストを更新した レーヴァテインには 静かな自信がみなぎっていた
【レーヴァテイン】 …あなた、私の走りの 問題点に気づいてたの?
選択肢:
- うん、君の走りを分析したんだ → select_label_01へ
- なんとなく、そんな気がして → select_label_02へ
- ずっと見てたからわかった → select_label_03へ
…あなた、私の走りの 問題点に気づいてたの?
select_label_01:
【レーヴァテイン】 …偉そうに
select_label_02:
【レーヴァテイン】 …ふぅん、センスあるかもね
select_label_03:
【レーヴァテイン】 …ヘンタイ
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【レーヴァテイン】 …じゃあ聞くけど なにかもう一つくらい 気づいたことないの?
アドバイスを求められたのが 嬉しくて、マスターは 思っていたことを素直に口にした
【レーヴァテイン】 前半…飛ばし過ぎ? 私がペース配分できてないって 言いたいわけ?
あきらかにむっとする レーヴァテインだったが 意外にもすぐに矛を収めた
【レーヴァテイン】 …ま、試してみる分には 問題はないわね 練習なんだし
【レーヴァテイン】 前半抑えて余力を残して… 後半に一気にスパートをかける それでいいのね?
方針さえ決まれば あとはレーヴァテインの実力と才能が より良い結果を導くのは当然だった
後半50m… いまだかつてない加速が レーヴァテインの体を包んだ
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【レーヴァテイン】 『限界なんてない!』 蓄えた力を一気に爆発させて… 限界を越える!
レーヴァテインの進化は止まらない 最高新記録は、一日で 二度更新された…
【レーヴァテイン】 スポーツドリンク? 買ってきてくれなくても ここで飲めば十分だけど
【レーヴァテイン】 …まさか それでご褒美とやらを 済ませる気?
【レーヴァテイン】 そうはいかないから もっと豪華で豪勢なもの …考えておく
【レーヴァテイン】 …それか あなたにしか用意できない あなたが一番困るもの
太陽の逆光が眩しくて よく見えなかったけれど 彼女が、少し笑った気がした
思わず、まっすぐに見つめてしまう 心を、奪われてしまう
【レーヴァテイン】 なによ…何度も… みなさーん、 ここにヘンタイがいまーす
今度こそ見間違いではなかった
イタズラっぽく笑う レーヴァテインの笑顔が 太陽にも負けないほど輝いていた
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