10035204 デュランダルストーリー 『レディグラッツェ』
あれから数日後─
再び街を歩いている マスターとデュランダル
【デュランダル】 ………
真剣な眼差しの彼女
【デュランダル】 …むぅぅ
そんな探したって、 迷子なんて、そうそういないよ? それよりさ…
マスターが声を掛ける それを制すように、
【デュランダル】 …べ、別にそんなんじゃ ありません!
慌てて否定する彼女
【デュランダル】 もう、あんなに泣かれるのは ゴメンなのです!!
【デュランダル】 迷子なんていないなら、 その方が幸せッ!
【デュランダル】 わたくしは淑女なのですよ? 人の不幸を探すなんて真似…
そこに大きな荷物を持った お婆ちゃんが通り掛かる
【デュランダル】 あら、大変そうですわね!? その荷物、お持ち致しますわ、 お婆ちゃま!
家まで送ってもらい、 礼を言って去ってゆく お婆ちゃん
【デュランダル】 うふふ♪
選択肢:
- 不幸?困った人を探してたんでしょ? → select_label_01へ
- 人を幸せにするのが好きなんだよね? → select_label_02へ
- 随分、嬉しそうだね?人の幸せが → select_label_03へ
うふふ♪
select_label_01:
【デュランダル】 …う、ま、まぁ…
select_label_02:
【デュランダル】 当然です!だって…
select_label_03:
【デュランダル】 うふふ…はい!
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【デュランダル】 “感謝”という名の 見返りを求めるなんて行為…
【デュランダル】 淑女の精神に反しているとも 思いましたわ… でも、やっぱりわたくしは…
【デュランダル】 人の笑顔に チカラをもらえるのです!
【デュランダル】 だから、助けてあげたい! 困っている人達を!! それがわたくしの…
【デュランダル】 淑女道ですわ!!
その想いが、彼女に新たなる奥義 『レディグラッツェ』を 授けていた
じゃあさ… と彼女に声を掛けるマスター
【デュランダル】 なんですの?
君が買った、この大量のマカロン… 持ってもらえないかな…? と、お伺いを立てるマスター
【デュランダル】 あら、失礼 そんなに困ってるようには 見えませんでしたので
【デュランダル】 でも、困っていると仰るのなら 仕方ないですわね~
上から目線で、妙に得意げな彼女
だがマスターは、 ちゃんと彼女の優しさを 知っていた
【デュランダル】 持ってあげてもよろしくてよ
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