10053302 リットゥストーリー 新たな戒律
【リットゥ】
ぬぅ…情けない…
マスターにあれだけ
言っておきながら…
【リットゥ】
風邪など一番、自己管理が
出来ていない証拠…
不甲斐ない…！
ベッドに横たわり、 ボヤいている彼女 その顔は発熱で赤い
選択肢:
- まぁ…そんな時もあるよ → select_label_01へ
- 完璧な人なんていないから → select_label_02へ
- 興奮すると熱が上がるよ？ → select_label_03へ
ベッドに横たわり、 ボヤいている彼女 その顔は発熱で赤い
select_label_01:
【リットゥ】
慰めか…？だが…
select_label_02:
【リットゥ】
完璧に近づかなければ…
だが、お前は…
select_label_03:
【リットゥ】
濡れタオルか…かたじけない
…だが…
select_label_end:
【リットゥ】
それ以上、近づくことは許さん！
【リットゥ】
マスターに…ゴホッ！
うつしてしまう…！
【リットゥ】
それに…マスターは、
ああ言ってくれたが…
【リットゥ】
私は完璧でなくてはならんのだ…
そうでなければ…
私は私でなくなってしまう…
【リットゥ】
今まで、ずっとそうやって
生きてきたのだ…
曲げることは許されぬ…
ベッドから起き上がろうとする彼女
【リットゥ】
どこへ…って…
決まっているだろう
風呂を焚きに行くのだ
【リットゥ】
今日は、私の当番だからな…
どんな理由があれ…
規律を破ることは叶わん…ゴホ
【リットゥ】
止めるな、マスター…
言っただろ？己に課した決め事を
完遂するのが私の…
【リットゥ】
…！
【リットゥ】
…今日は…静養する事が…
マスターと私の間の…
…戒律……？
【リットゥ】
…………
【リットゥ】
…わかった
そこまで言ってくれるのなら…
【リットゥ】
風呂焚き当番は
お前に任せる…ゴホ
珍しく素直になった彼女は、 布団で顔を覆い、休むのだった
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