100604063 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第6章 デモンズフェイク 第4話 盤上は彼女の領域 STAGE6 戦闘後
【アルマス】 せいっ!
【パラシュ】 攻撃に全く力が入っていない 怪我が治りきってないのに 無理をするからだ
【アルマス】 とうっ!
【パラシュ】 攻撃も単調で殺気を感じないな くだらない…
【アルマス】 それはそうだよ だって、あたしはパラシュを殺す気 なんてないからね
【パラシュ】 ボクをバカにしてるのかな? そんないい加減な気持ちで… 君、口調が変わってないか?
【アルマス】 んふふっ 気づくのが遅いよ、パラシュ ほら、ゲームオーバーだ
【アルマス】 帝都に入ったわ! 天沼矛、ミョルニル、ガンバンテイン それからオティヌス!
【アルマス】 急いで離脱して! 上手くカルマキラーズを引きつけて くれて、ありがとう!
【ギル】 ざまぁみろ! まんまと出し抜いてやったぜ!
【ナディア】 ギル、急ぎますよっ
【パラシュ】 ボク達を騙して帝都に入った!? …どういうことかな、オティヌス? 返答次第では君を処分するよ
【オティヌス】 安心しなよ、パラシュ ここまで全て皇帝陛下の計画通り だから
【オティヌス】 あたしはアルマス達に用意された ジョーカーなんだよ
【オティヌス】 あたしを上手く利用してパラシュ達を 出し抜けるか 皇帝陛下はそれを見たがってたんだ
【オティヌス】 偶然を装って再会するのは けっこう骨が折れたなあ…
帝都に向かう少し前――
【オティヌス】 おや? アルマスじゃないの また会ったね
【アルマス】 オティヌス、私とカード遊戯を しましょう
【オティヌス】 あたしは騙す気満々だから 嫌だったんじゃなかったの?
【アルマス】 気づいたのよ… あなたがジョーカーだって カード遊戯もヒントだったんでしょ?
【オティヌス】 そこまで分かってるのなら、良いよ 手伝ってあげよう 騙すのは大好きなんだ
【パラシュ】 全て皇帝の計画通り… どうして皇帝はそこまでアルマスに 固執するんだ…?
【オティヌス】 というわけだから、そろそろ 斧をどけてくれないかなぁ…
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