100703020 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第7章 ツイン・ウェイク 第3話 二人の眠り姫 STAGE2
【ゼロ】 待たせたな! キラーメイルの方は何とかなった あとは…
【ティルフィング】 ユグドラシルを斬って、地底からの 干渉を強制的に遮断します!
【ティルフィング】 もう…一刻の猶予もありませんっ
【ティルフィング】 皆さん、今すぐここから退避して 下さい!
【マサムネ】 待て、ティルフィング! ユグドラシルを斬ったら、 お前はどうなるんだ!?
【ティルフィング】 …最悪、死にます そうでなくても無事では済まない でしょう
【ティルフィング】 私は今、ユグドラシルと繋がっている 状態にあるんです だからこそ、異変に気づけました
【ティルフィング】 ユグドラシルを切断するというのは… 私自身を切断することにもなります ですから…
【マサムネ】 最悪、死ぬってことか… くそっ!
【ロンギヌス】 それでもやるって言うんだろ あんたの正義に従って
【ティルフィング】 はい この身に代えても、 皆さんを守ってみせます!
【ゼロ】 もしもの準備はアルテミスが 進めている マサムネ、お前にも頼みがあるんだ
【マサムネ】 神器のことならすでに聞いた いつか必ず渡してみせる
【ゼロ】 それだけじゃない もしティルフィングが…
【マサムネ】 …分かった そのときは必ず“彼女”を守る
【ゼロ】 頼んだぜ、相棒
【ティルフィング】 それでは皆さん、 離れて衝撃に備えて下さい
【ゼロ】 ティルフィング、俺達は0%からでも 希望を見出した だから、生きることを諦めるな
【ティルフィング】 もちろんです この一撃が、未来を切り拓くもので あることを信じて!
【ティルフィング】 忌まわしき軛を、断ち切ります!!
【ゼロ】 ぐおっ…! 凄まじい衝撃が来やがった…!
【マサムネ】 あんな巨大なものを切断したんだ 当然だろ
【ロンギヌス】 …………
【ゼロ】 ひとまず、これで斬ル姫達が地底に 奪われる心配は無くなったはずだ
【マサムネ】 ティルフィングはどうなった? 姿が見当たらないが…
【ゼロ】 探すぞ! おい、ティルフィング! 無事かっ?
【マサムネ】 何てこった… ゼロ!ロンギヌス! こっちだ!
【ゼロ】 ティルフィングが見つかったのか!?
【マサムネ】 彼女をティルフィングだと言って 良いのならな…
【ゼロ】 何? これは…ティルフィングが二人っ?
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