10072202 アロンダイトストーリー 鍛錬のご褒美に
楽しみにしていたサンドイッチを 鳶に盗まれたアロンダイト
【アロンダイト】 あぁあぁぁあ…
声ともため息とも付かない 吐息を漏らす
選択肢:
- サンドイッチ…買いに行こうよ → select_label_01へ
- 僕がお昼、おごるから → select_label_02へ
- 何かいいもの、食べに行こうよ → select_label_03へ
声ともため息とも付かない 吐息を漏らす
select_label_01:
【アロンダイト】 い、いえ…ありがとうございます
select_label_02:
【アロンダイト】 そんな…申し訳ないです…それに…
select_label_03:
【アロンダイト】 お気遣い…恐れ入ります…
select_label_end:
【アロンダイト】 その言葉は嬉しいですが… それではダメなのです…
【アロンダイト】 あのサンドイッチは… 稽古が終わった後のささやかな ご褒美にと作ったもの
【アロンダイト】 苦しい修練を乗り越えた時の… 小さな目標を達成した時の 喜びを噛み締めるために作ったもの
【アロンダイト】 どんな高級なサンドイッチでも… ご褒美には…ならないのです
【アロンダイト】 そ、それに…
少し顔を赤らめ、彼女が続ける
【アロンダイト】 た、体重が増えないようにと… カロリー計算して作ったダイエット サンドイッチでもありますから…
照れる彼女だが、 ずっとダイエットを続けてたのかと マスターは感心する
【アロンダイト】 …あ…雨…
そして、曇天からは とうとう雨が降り始めてしまった
【アロンダイト】 …え?
【アロンダイト】 いいんですか…? マスター
健気にがんばる彼女に、 そっと傘を差し出すマスター
【アロンダイト】 …ぁ…ありがとうございます… ご褒美…ありました…
【アロンダイト】 マスターと… 相合傘なんて…
顔を赤くする彼女
【アロンダイト】 …!…傘…!? そうか…!
何を閃いたのか、 その目には希望の光が満ちてきた
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