10075202 制服アロンダイトストーリー 始めは絵本から
アロンダイトは、 図書室中から古今東西の 怖い話を集めていた
【アロンダイト】
この程度で人を怖がらせようなど
まったく笑わせてくれます
その手には ファンシーでかわいい お化けが表紙の本が握られている
それ、絵本だから！！
【アロンダイト】
こちらの、女性が次々に
のっぺらぼうになっていく話は
読み応えがありました…
【アロンダイト】
この、お化けがお皿を数える話と…
僧が耳を取られてしまう話…
こ、これもなかなか…！
今度はチョイスが やけに古典的…
【アロンダイト】
ふふ、ふ…
確実に私の中で
対お化けの戦略が明確に…
本を持つ手が 明らかに震えているが 止めてあげた方がいいのだろうか…
【アロンダイト】
次はこれを読んでみましょう
『本当にあった世にも奇妙な怪談』
それは、アロンダイトには 耐えられない気がするのだが…！？
【アロンダイト】
…………
【アロンダイト】
……！？
………！？！？
【アロンダイト】
は、はは、は……
みるみるうちに アロンダイトの顔色が 青くなっていく…
案の定、いきおいよく 本を閉じる音を合図に 情報収集は終わりを告げた
選択肢:
- 無理しなくていいんだよ…？ → select_label_01へ
- どれが一番怖かった？ → select_label_02へ
- 一人でトイレ行ける？ → select_label_03へ
案の定、いきおいよく 本を閉じる音を合図に 情報収集は終わりを告げた
select_label_01:
【アロンダイト】
む、無理なんて！全然！してません！
select_label_02:
【アロンダイト】
……その話はやめましょう
select_label_03:
【アロンダイト】
こ、子供じゃあるまいし！？
select_label_end:
【アロンダイト】
私は知識として
怖い話を集めていたのですよ
【アロンダイト】
たかが読書
お化けが出たわけでもあるまいし
怖いはずなんて…
【アロンダイト】
はず……
なん、て……
アロンダイトは 今にも泣き出しそうだった
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