100902050 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第9章 シンボル・クライシス 第2話 理を破る者の決断 STAGE5
【ヴァナルガンド】 フォルカス、私に話があるそうです けれど、あまり陣地を離れるのは 感心しませんね
【フォルカス】 教皇様にはフライクーゲルが ついています
【フォルカス】 周辺警備もロンギヌスがいれば 問題ありません
【フォルカス】 むしろ最大の問題は ヴァナルガンド、あなたです!
【ヴァナルガンド】 また、それですか… どうしてあなたは 私を嫌っているのですか?
【フォルカス】 嫌っているわけではないと 以前も言いました
【フォルカス】 以前のあなたは…何が原因だったのか 力が劣っていました 故に気に掛ける必要があったのです
【フォルカス】 ですが、今のあなたは違う… ディスラプターズと戦っているとき あなたが現れて本当に驚きました
【フォルカス】 そして何より…嬉しかったのです 帰ってきてくれたことが
【ヴァナルガンド】 私は神器を得てセイントキラーズに 相応しい力を手に入れました だから戻ってきたのです
【フォルカス】 そう…それです… 私の最大の懸念 あなたは神器を手に入れた
【フォルカス】 カリスやソロモンのときのように… 今のあなたは聖鎖に縛られてはいない
【フォルカス】 あの二人はディスラプターズに 堕ちました あなたは、どうなのです?
【ヴァナルガンド】 私は、あの二人とは違います
【フォルカス】 それをどうやって証明するのですか?
【ヴァナルガンド】 …いいでしょう それなら私の神器をあなたに 預けましょう
【ヴァナルガンド】 それでも足りないと言うのなら 私を正義の炎で 焼き尽くして下さい
【ヴァナルガンド】 仲間に信頼されないまま 生きるくらいなら、 いっそ、あなたの手で葬られたい
【ヴァナルガンド】 さあ、審判を!
【フォルカス】 …………
【フォルカス】 申し訳…ありません あなたを試すような真似をして
【フォルカス】 あなたを信じられずにいた 私の心の弱さこそが 処断されるべき罪でした
【フォルカス】 どうか、許してください… ヴァナルガンド
【ヴァナルガンド】 あなたが謝ることなど何もありません 分かっていただけたのなら、 それで十分です
【ヴァナルガンド】 これからもセイントキラーズとして ともに戦いましょう
【フォルカス】 ありがとう それと…おかえりなさい
【ヴァナルガンド】 ただいま
【エロース】 試練を乗り越えて、 より強くなるキズナ♪
【エロース】 素敵です~っ これこそ愛です~っ
【フォルカス】 エロース!? いつからそこにいたんですかっ?
【エロース】 愛あるところにエロースあり、 ですよ~♪
【エロース】 皆さん、聞いて下さ~い! フォルカスとヴァナルガンドが 仲直りをしましたよ~っ
【フォルカス】 やめなさい、エロース! 裁きを言い渡しますよっ
【ヴァナルガンド】 …ごめんなさい、フォルカス
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