10091201 バルムンクストーリー 目立ちたくない
ここ最近のキラープリンセス達は、 みな色めき立っていた
というのも、日頃の労をねぎらおうと 一週間後にダンスパーティーが 企画されたからだ
【バルムンク】 …え? 私…ですか?
【バルムンク】 そんな、そんな… 私なんて、とてもとても…
【バルムンク】 みんな、素敵なドレスとか 着て行くんでしょ? 絶対、無理です
【バルムンク】 なんで…? って…
【バルムンク】 みんなのように可愛くないし… それに…
【バルムンク】 昔から… 目立つのは 好きじゃないから…
【バルムンク】 どうしてって言われても…
【バルムンク】 …っ!それもあります その…ドラゴンキラーって 異名も…正直荷が重いというか…
【バルムンク】 とにかく自信が無いんです
【バルムンク】 だから、せっかくのお誘いですけど ダンスパーティーには… 行けません
いつも、 みんなの陰に隠れているような 印象のバルムンク
剣の腕も立つし、美人なのに…
【バルムンク】 本当に…ごめんなさい…
その物憂げで、寂しげな目が 気になるマスターだった
Next: 10091202