10094201 バルムンクストーリー はじめてのおさそい
今日は戦闘の合間の休日
マスターの隊は、 みんなで街へと 繰り出していた
そこにはバルムンクの姿も…
【バルムンク】 …………
「あっち行こう!」「これ買って!」 と皆がマスターを引っ張る中、 後ろからただ見ているだけの彼女
【バルムンク】 みんな…すごいな… 私も…あんな風にできたらな…
しかし、その想いは マスターには届かない
きりがないし、 ここからは自由行動! …と宣言するマスター
【バルムンク】 他の姫と… どこかへ行っちゃうよね…
諦めた彼女が、 一人で歩いて行こうとすると…
【バルムンク】 …! あ…マスター
ふぅ…と一息ついた マスターと鉢合わせした
【バルムンク】 あ…あの…みなさんは…?
おねだり攻撃から逃げてきたんだ …とマスターが答える
【バルムンク】 そ…そうなんですね た、大変ですね
大変だよ、お金ないのに! あ、そういえばバルムンクは なにか欲しい物ないの?
マスターが尋ねる
【バルムンク】 わ…私は…
【バルムンク】 だ、大丈夫です
言葉を呑むバルムンク
なにか言いかけたでしょ? いつも控えめなんだから、 たまにはいいよ…とマスターが微笑む
【バルムンク】 …ほ…本当ですか…?
【バルムンク】 で、でも…! みなさんにも悪いですし…
大丈夫、大丈夫! でも、みんなには秘密ね …と答えるマスター
【バルムンク】 ひ…秘密… マスターと2人だけの… 秘密
彼女が意を決して、 口を開いた
【バルムンク】 じゃ、じゃあ…!
【バルムンク】 私と一緒に… お茶… してくれませんか…?
それでいいの!? おねだりまで控えめな バルムンクだった
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