10094203 バルムンクストーリー 『刹那なる龍ノ願い』
悲鳴の聞こえた場所まで やってきたマスター
そこには窓にしがみ付き、 落ちそうになっている 小さな子供の姿が…
まずい…!
力が抜け、子どもが 手を離してしまった その瞬間…!
【バルムンク】 テェェェーーーイッ!!
すさまじいスピードで 子どもの落下を受け止める黒い影
【バルムンク】 大丈夫!?
子どもの窮地を救ったのは、 バルムンクだった
【バルムンク】 良かった…間に合った
それは彼女の新たなる奥義 『雷が如し龍ノ瞬き』 誕生の瞬間だった
ありがとう…とマスターが 声を掛けてくる
【バルムンク】 大切な使命を… 忘れるところでした
【バルムンク】 人々を救うという… キル姫の使命を
【バルムンク】 その大義に比べたら… 私の願いなんて、 とてもちっぽけ
【バルムンク】 私の小さな願いは、 今じゃなくても、 いつか叶えば…
じゃあ、行こっか! マスターが声を上げる
【バルムンク】 え…? ど…どこへ…?
どこって… お茶するんじゃなかったっけ? と答えるマスター
【バルムンク】 …!
【バルムンク】 忘れて…なかったんですか 覚えてくれてたんですか…?
当たり前じゃない! さ、行こう! と進むマスター
その裾を、 くいっと引っ張るバルムンク
選択肢:
- あれ?行かないの…? → select_label_01へ
- どうしたの…? → select_label_02へ
- やっぱり…違う店がいい? → select_label_03へ
その裾を、 くいっと引っ張るバルムンク
select_label_01:
【バルムンク】 行きます…ただ…
select_label_02:
【バルムンク】 私は…他の姫が…
select_label_03:
【バルムンク】 いいえ…ただ…
select_label_end:
【バルムンク】 羨ましかったんです
【バルムンク】 私もこうして… みんなのように…
【バルムンク】 マスターのこと、 引っ張ってみたかったんです
裾を持ったまま、 頬を赤く染める バルムンクだった
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