101104040 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第11章 ロストラグナロク 第４話 神への叛逆 STAGE4
【アルマス】 フェイルノート、 攻撃をやめさせて！
【アルマス】 ティルフィングは 話し合いをしたいだけなのよっ
【アルマス】 あなただって そのつもりなんでしょっ？
【パラシュ】
ちょっと皇帝に
馴れ馴れしいんじゃないかな、君
【アルマス】 うっわ… そんなこと言ってる場合じゃないし
【パラシュ】
君の意見なんて聞いてないよ
ボクの邪魔をするなら
駆逐するだけだ
【フェイルノート】
いいのよ、パラシュ
こいつの態度が悪いのは
今に始まったことじゃないから
【アルマス】 その台詞、そっくりそのまま 返してやるわよ！
【ティターニア】 少し落ち着いて下さい、アルマス 彼女は恐らく待っています
【アルマス】 えっ？ ティニ、待ってるって誰を？
【フェイルノート】
すぐに来るわよ
ティルフィング達が兵士の注意を
引きつけている間にね
【ティファレト】
そこまで分かっているのなら
早く戦いを止めて下さい
フェイルノート
【カシウス】
盤上遊戯も度を越せば
混沌の坩堝に落ちるよ
【カシウス】
自身の胸に灼熱を抱えるのなら
手駒でなく無二の友に委ねるべきだ
【アルマス】 わぁっ？ 二人とも、どこから現れたのよ！？
【フェイルノート】
来たわね
【ティファレト】
兵を退かせて下さい、フェイルノート
ティルフィングは自ら矢面に立って
私達をここまで導いてくれました
【ティファレト】
誰もこれ以上の流血は望んでいません
そもそも三国が争うこと自体、
無意味なのです
【フェイルノート】
ええ、そうね…
無意味だったわ…
【カシウス】
…………
【フェイルノート】
パラシュ、あの傀儡に言って
戦闘をやめさせなさい
【パラシュ】
正気かい、皇帝？
ボク達はまだ戦えるよ
【フェイルノート】
そんなことはどうでもいいの
【フェイルノート】
一刻も早く“災厄”を滅ぼす
そうしないと私達の方が
傀儡に成り下がるわ
【ティファレト】
ティルフィングは私達三人の
会談を提案しています
【ティファレト】
その席にアルマスとレーヴァテインも
招くのはどうでしょう？
【カシウス】
そちらの御仁にも同席して欲しい
【アルマス】 そちらのって…マスターも？
【カシウス】
全ての中心は外縁に等しく
外よりも内の方が広いの
だから
【アルマス】 ごめんなさい… さすがに意味が分からないわ
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