101304050 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第13章 トレジャーメモリー 第４話 響き渡る音色 STAGE5
【ティターニア】 待って下さい、アルマス どこに行くのですかっ？
【アルマス】 “私”がやってくれたのよっ ちょっとした意趣返しだったん でしょうけど…
【アルマス】 今回はそれに助けてもらったわ！ …ここだ
【ティターニア】 これは…隠し扉？ 奥には何が…
【アルマス】 説明は後っ 私についてきて、マスター！ ティニ！
【マサムネ】
無念…
【モラルタ】
あはは…やっぱり痛いのは
イヤだね、ベガ…
【ベガルタ】
ううう…痛いよ、モラぁ…
【フェイルノート】
大したことなかったわね
さて、そろそろビフレストが
崩壊する頃よ
【フェイルノート】
これでバイブス所持者もろとも
「宝物」も消滅するわ
【マサムネ】
おのれっ…
何という奸計を弄しおったのだ…！
【フェイルノート】
仕方ないでしょ
隠し場所に「宝物」がなかったの
私たちも驚いたわよ
【ティファレト】
どうして失われたのでしょう…
“裁定者”に気づかれて
捨てられてしまったのでしょうか？
【フェイルノート】
さあね、そんなところじゃない
今更、気にしても仕方ないわ…
【カシウス】
わたしたちの根幹が一部、失われる
それもまた輪廻の理なの…
【マサムネ】
主君！アルマス！ティターニア！
何ということだっ…
【ティファレト】
ビフレストが…崩れ落ちていきます
あの崩落に巻き込まれては…
誰も助からないでしょうね…
【ティファレト】
アルマス…どうか、安らかに
【カシウス】
…………
【フェイルノート】
フン！
バイブス所持者なんかに
穢されるからよっ…あのバカ
【アルマス】 せやあああああああああああ！！
【アルマス】 危うく下敷きになるところだったけど 隠し部屋から隠し通路が延びていて 助かったわ
【ティターニア】 九死に一生を得ましたね さあ、アルマス
【アルマス】 ええ、分かってる あの三人にきっちり 思い知らせてやるわ！
【フェイルノート】
あいつ！
どうやって脱出したのよ！？
まあ、いいわ…
【ティファレト】
やはり、私自身の手で
救済しなければならないのですね
【カシウス】
理想社会への一歩を…
踏み出しましょう！
【アルマス】 来たわね 聞きなさい、この調べを！
【アルマス】 これが「私たちの宝物」… 私たちの思い出を記録した装置 そして…
【アルマス】 叛逆の始まりを告げる 角笛の音色よ！
【ティファレト】
これはっ…？
【カシウス】
ううっ…
【フェイルノート】
ああ…あああああああああああ…！
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