10141401 ティルフィングストーリー 『魔剣の誓い』
あれから数日後─
【ティルフィング】
…はぁ…はぁ…はぁ！
【ティルフィング】
…！…あ、マスター
【ティルフィング】
はい、今日も剣の特訓です
【ティルフィング】
この前は、ありがとうございました
【ティルフィング】
これ、見てください
デートのお礼かな？ と、少し期待するマスター しかし…
【ティルフィング】
この前、得た極意を応用し、
こんな技も身につけたんです
剣を振るティルフィング 辺り一面に気の衝撃が走る
【ティルフィング】
新たなる奥義…
『魔剣の誓い』です
彼女は、また更なるスキルに 目覚めていた
【ティルフィング】
マスターといると…
私はどこまでも
強くなれる気がするんです
【ティルフィング】
相変わらず真面目ですか？私
【ティルフィング】
でも、ちゃんと思ってますよ
デートに連れてって下さって、
ありがとうございました…って
【ティルフィング】
デート…でいいんですよね？あれ
はにかんで笑う顔が可愛い
【ティルフィング】
あの後、大変だったんですよ
案の定、デュリンにたくさん
文句言われちゃって
【ティルフィング】
でも…
【ティルフィング】
楽しかったです、本当に
【ティルフィング】
あの、マスター…
実はあの日…
嘘ついたんです、私
【ティルフィング】
マスターに
本当に言いたかったのは…
あの言葉じゃない
【ティルフィング】
…本当は……
静寂が２人を包む
【ティルフィング】
今は…上手くは言えないのですが…
いつか…きっと…
【ティルフィング】
だからマスター…
その日まで私のこと…
【ティルフィング】
ちゃんと見ていて下さいね
そう言って、マスターの目を しっかりと見つめる ティルフィングだった
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