10146201 ティルフィング ひとり離れて…
【ティルフィング】 本当に来てしまいましたね 最初は冗談かと思ったのですが…
ティルフィングとマスターの前に 一面の湖が広がっている そして、一目散に駆けるキル姫達…
【ティルフィング】 慰労がてら夏に湖畔で水遊び… さすがマスターらしいお気遣いです
【ティルフィング】 みんな水に入ったり 砂浜で遊んだり みんなあんなにはしゃいで…
戦いに明け暮れる日々 それはマスター達が選んだ道 逃げ出すことなどできはしない
…しかし、たまには キル姫達に気分転換してほしい マスターにはそんな思いがあった
【ティルフィング】 季節らしいことを楽しむ… そういう発想、私達には あまりないですから
【ティルフィング】 きっと普通のこと… でも私達には新鮮ですし なによりうれしいんです!
【ティルフィング】 あの、マスター? 今日の私の……
【ティルフィング】 ああ、いえ! なんでもありません! じゃあ、思い切り楽しみましょう!
そこからは息をつく間もないほど あっという間だった
入れ替わり立ち替わりの水着自慢 少々過激なスキンシップを うまくかわしたり…
さんざん引っ張りまわされたが みんなと沢山ふれあうことができた
【ティルフィング】 マスター? さっきから見ていれば…! 今日は視線が泳ぎっぱなしです!
【ティルフィング】 みんな水着ですから… しかたのないことだと思いますが 羽目は外し過ぎないように!
【ティルフィング】 …なにかあってからでは遅いので 私はここで見張らせていただきます!
…と、ティルフィングが途中で 輪から外れてしまったことだけが 胸に引っかかっていた
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