10146203 ティルフィング 『キルザクラフティ』
【ティルフィング】 く……っ! 体が流れて斬撃に力が乗らない!
砂浜で足を取られるあまり ティルフィングの剣撃に 本来のキレがない
その上、軽装ゆえ異族の一撃は 受ければ即、致命傷に繋がる…
【ティルフィング】 攻め切れない…! このままでは体力を削られる一方…!
選択肢:
- 足場が悪いのは向こうも一緒だ! → select_label_01へ
- 足場が悪いなら逆に利用しよう! → select_label_02へ
- 相手の動きも鈍ってるぞ! → select_label_03へ
攻め切れない…! このままでは体力を削られる一方…!
select_label_01:
【ティルフィング】 条件が一緒ならば動きは読める…
select_label_02:
【ティルフィング】 地の利を活かして相手を追い込む!
select_label_03:
【ティルフィング】 決定的なチャンスを作る…!
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【ティルフィング】 足元を取られた鈍い動きで この連撃を受け止めきれるかしら!
素早く小刻みな斬撃を繰り出す ティルフィング
異族は受け止めつつも 大きく体勢を崩した。
【ティルフィング】 この足場じゃ、 踏ん張り切れないわよね! そして、あなたはもう避けられない…
【ティルフィング】 我が一閃に沈め… 『キルザクラフティ』!!
沈みゆく赤い夕陽を受けて キラリと輝く切っ先が 一太刀で異族を両断した
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ティルフィング】 …手間取って申し訳ありません お怪我はありませんか、マスター?
【ティルフィング】 もうこれ以上は危険ですね 帰りましょう…
だがティルフィングは名残惜しそうで マスターは聞かずにはいられない 本当に、いいのかと
【ティルフィング】 …………
【ティルフィング】 やっぱり今日だけは 少しワガママになっても… いいですか?
【ティルフィング】 まだ、帰りたくありません マスターともう少し… ふたりきりでいたいんです…
まっすぐにマスターを見据える ティルフィングを 夕日が美しく染めていく
【ティルフィング】 みんなと遊ぶマスターを見ていて すごく複雑な気分でした
【ティルフィング】 ちょっと前までは…いくらでも ひとりじめできたのにな、って
【ティルフィング】 水着の感想だって… 聞きたかったんです でも、なにも…言ってくれないし…
己の気の回らなさを恥じる そんな気持ちにさせていたなんて
【ティルフィング】 ふふ…もういいんです 今から日が沈むまでは ひとりじめしちゃいますから!
【ティルフィング】 いいですよね、マスター?
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