10147202 ティルフィング_黒_ストーリー 瞳の奥が覗けたなら
【ティルフィング】 以前の私はその業から “グリード”と呼ばれていました
【ティルフィング】 その背負った業は 世界を破壊せんとする 欲求です
世界の破壊…? マスターが聞き返す
【ティルフィング】 私の力を見たでしょう? この“黒の力”は、 世に破壊をもたらす災厄です
抉れた大地を見つめ、 マスターが尋ねる
選択肢:
- キル姫は…世界を平和に導く存在だよ → select_label_01へ
- 本当に…世界を滅ぼす気…? → select_label_02へ
- 世界を滅ぼすために…君は戦うの…? → select_label_03へ
抉れた大地を見つめ、 マスターが尋ねる
select_label_01:
【ティルフィング】 もちろん分かっています… ですが…
select_label_02:
【ティルフィング】 それは… 私の“業”が決めること…
select_label_03:
【ティルフィング】 なんのために…今は分かりません… しかし…
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【ティルフィング】 世界を守りたいという 希望は…
【ティルフィング】 裏を返せば犠牲は出したくないけど、 みんな幸せになって欲しいという 都合のいい願い…
【ティルフィング】 その想いが強ければ強い程、 その意を押し通そうとすればする程、 希望は…強欲へと変化します…
【ティルフィング】 だったら私は…
【ティルフィング】 最初から希望など 持たない方がいい…
【ティルフィング】 ただ、やみくもに 破壊している方がいい
【ティルフィング】 そうすれば、 その後にやってくるのは、 嫌でも創造になるわけですから…
【ティルフィング】 創造のため、感情を持たずに 破壊を繰り返している方が… 悩まなくて済みますから
【ティルフィング】 私は… そんな業を背負った キラープリンセスなのです…
彼女の冷酷な瞳の奥に、 悲しみを見た気がした マスターだった
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