10147204 ティルフィング_黒_ストーリー 『黒式・活望ノ光』
あれから数日後─
ティルフィングの元を訪れるマスター
【ティルフィング】 …あ、マスター
【ティルフィング】 あの、これは…
彼女は、 自分が削り取った大地に土を被せ、 元の姿に戻していた
【ティルフィング】 破壊と創造…
【ティルフィング】 こんな事をして その理に近づけるとは 思いませんが…
【ティルフィング】 それでも…
【ティルフィング】 直したい… 修復したい…この手で… 今はそう思うんです
【ティルフィング】 私はこれまで… 破壊することのみに 心を置いてきました
【ティルフィング】 それが… 自分の使命なのだと 心に思い込ませて…
【ティルフィング】 でも、あなたは 気づかせてくれた…
【ティルフィング】 私の剣は… そんな事のためだけに あるんじゃないと
【ティルフィング】 そして力も…己の心次第で “強欲”にも “希望”にもなるのだと
【ティルフィング】 あなたは教えてくれました
彼女が静かに剣を構える
【ティルフィング】 はああああっ!!
その一振りは大きな光を放ち、 遥か彼方へと消えて行った
【ティルフィング】 新奥義 『黒式・活望ノ光』
【ティルフィング】 力も心も… 使い方を間違えなければ 希望の光へと変わる
【ティルフィング】 これからは… その希望の灯火を 見せていきたい…
【ティルフィング】 マスター…あなたに
選択肢:
- じゃあ、これ…あげるよ → select_label_01へ
- そんな君にプレゼント → select_label_02へ
- 生まれ変わった君へ → select_label_03へ
マスター…あなたに
select_label_01:
【ティルフィング】 …!これは…?
select_label_02:
【ティルフィング】 これを…私に…?
select_label_03:
【ティルフィング】 なんですか…?
select_label_end:
【ティルフィング】 …リボン?
マスターが手渡したのは 赤いリボン
それは“黒”との 訣別を表していた
【ティルフィング】 …!…え?
【ティルフィング】 これは… 本当の仲間になれた… 証
そ! マスターが笑顔で答える
【ティルフィング】 …ありがとう… ございます
【ティルフィング】 大切に…大切にしますね
涙を流しながら微笑んだ彼女は、 とても柔らかな顔をしていた
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